【厳選データ】G3新潟2歳ステークス 2019|過去10年分有力情報・傾向【予想の前に】

個人的には注目の一戦『新潟2歳ステークス』早めデビューの1勝馬たちが集まるレースです。ちなみに2最重賞は新馬デビューが始まる6月から年末にかけて以下のように開催されます。
7月 函館2歳ステークス
8月 新潟2歳ステークス
8月 札幌2歳ステークス
9月 小倉2歳ステークス
11月 京王杯2歳ステークス(G2)
11月 デイリー杯2歳ステークス(G2)
11月 東スポ杯2歳ステークス
11月 京都2歳ステークス
12月 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)
12月 朝日杯フューチャリティステークス(G1)
12月 ホープフルステークス(G1)

生まれて間もない若駒たちが各地へ転戦しながらG1を目指す様は毎年勇気付けられます。デビューと同時、いや、サラブレットとしてこの世に生を受けた瞬間に彼らが目指すものはただ一つ。日本ダービーを勝つこと。この2歳重賞はダービー優勝という宿命にさらされながらも、厳しいトレーニングを積み、懸命に戦い、駒を進めきた者同士がぶつかる最初の難関なのです。2歳戦には血統や落札価格から大注目の馬が出走することがしばしばありますが、出走にこぎつけるまでとその後のストーリーを知ることでレースを見る目も変わるのではないでしょうか?

豆知識:
本来のステークスは馬主同士が賞金を拠出して、その賞金を取り合うレースのこと。現在、本賞金は全部主催者の日本中央競馬会が出しているので、登録料を付加賞として1着から3着まで7・2・1の割合で配分する形で残っている。最近は外国でも純粋のステークスは非常に少なくなっている。特別登録料のある競走は一応全部ステークスで、ほとんどの特別競走がステークス制をとっていると解釈してもよいであろう。
参照:http://www.jra.go.jp/kouza/yougo/w329.html

2019年G3新潟2歳ステークスを楽しむ前に

新潟3歳ステークスは新潟競馬場で開催されていた新潟3歳ステークスが前進となっており、1981年に芝・1,200m、3歳馬限定として創設されました。1997年に1,400mに変更され、さらに2001年にコースが新しくなったことに伴って翌年の2002年から外回り芝・1,600mへと変更されました。名称は2001年の馬齢表示の国際基準に伴い、現在の新潟2歳ステークスとなりました。

賞金

1着:3,100万円

2着:1,200万円

3着:780万円

4着:470万円

5着:310万円

レースの売上

2018年:34億0121万円

2017年:38億1681万円

2016年:39億7735万円

2015年:36億7876万円

2014年:39億9158万円

2013年:16億7748万円

2012年:49億5204万円

新潟競馬場へのアクセス

・JR新潟駅南口から直通バスで約35分

・JR新発田駅からバスで約35分

・JR豊栄駅から直通バスで約20分

競馬開催日、競馬場正門から臨時バス(有料)を運行しています。

新潟駅南口から競馬場への直通バスは片道570円、往復は割引となり1,000円(新潟競馬開催日のみ発売)です。

なお、往復乗車券は、新潟駅のみでの発売となりますので、あらかじめご了承ください。

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入場料:100

開門:原則として900分(混雑状況などにより変更あり)

発売:原則として930分から(前日発売は1700分まで)

新潟競馬場指定席

現地で観戦しようと思う人へ簡単に指定席について調べ、オススメをピックアップしました。

UMACAシート (NiLS21スタンド3階 税別2,500円)

UMACAと言われるICカードを購入し、キャッシュレスで競馬を楽しめるシートとなります。モニターではレースやパドック映像はもちろんJRA-VANを利用できたりとサービス面に優れていますね。2名席を1人で使用できるためゆったりできるのも良い点です。

S指定席 (NiLS21スタンド3階 税別1,500円)

2人掛けの観戦席で小型のモニターとコンセントがあります。ゴール前の席なのでギリギリの攻防戦を間近で見ることができます。禁煙席なのでタバコの時は喫煙スペースへ。

周辺駐車場料金

競馬場周辺にあるJRAの直営駐車場は全て無料となります。

コース紹介

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新潟 芝・1,600m

向正面半ばからのスタートで外回りコースの入り口から緩やかな上り坂となり、その後4コーナーにかけて緩やかな下りになります。直線距離は658.7mでJRAのコースの中で一番長いため、上がりが極端に速くなることが多いコースとなっています。

データで見る傾向と対策 過去10年分

配当

年度 単勝 馬連 馬単 3連複 3連単
2018 240円 540円  950円  4,770円  15,950円 
2017 720円 3,760円  6,950円  8,330円  49,030円 
2016 650円 4,170円 7,990円 8,440円 56,360円
2015 360円 13,130円 17,300円 56,400円 261,060円
2014 410円 760円 1,600円 4,780円 16,440円
2013 260円 1,640円 2,340円 8,280円 31,910円
2012 630円 12,380円 21,740円 92,550円 471,970円
2011 1,310円 950円 3,080円 8,840円 57,810円
2010 2,630円 29,400円 67,100円 107,160円 867,410円
2009 370円 7,500円 12,950円 17,210円 110,120円

人気・オッズ

単勝人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 9-4-2-5 45.0% 65.0% 75.0%
2番人気 2-4-3-11 10.0% 30.0% 45.0%
3番人気 4-1-2-13 20.0% 25.0% 35.0%
4番人気 3-1-3-13 15.0% 20.0% 35.0%
5番人気 1-1-1-17 5.0% 10.0% 15.0%
6~9番人気 1-2-8-67 1.3% 3.8% 14.1%
10番人気以下 0-7-1-123 0.0% 5.3% 6.1%
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 複勝率
1.9倍以下 1-3-0-0 25.0% 100.0% 100.0%
2.0~2.9倍 5-0-2-0 71.4% 71.4% 100.0%
3.0~4.9倍 6-4-1-10 28.6% 47.6% 52.4%
5.0~7.9倍 5-2-5-26 13.2% 18.4% 31.6%
8.0~14.9倍 1-3-2-28 2.9% 11.8% 17.6%
15.0~19.9倍 1-1-4-24 3.3% 6.7% 20.0%
20.0~49.9倍 1-3-6-69 1.3% 5.1% 12.7%
50.0倍以上 0-4-0-92 0.0% 4.2% 4.2%

3連単1頭軸マルチで10年購入すると

ここでは3連単を1頭軸マルチで購入した結果を報告します。購入ルールとして軸は1番人気、相手7頭は人気順(2〜8番人気)、点数は126点の1点100円。以下10年分の結果です。

年度 決着順 結果 購入額 払い戻し 累計
2009 1-15-2人気 不的中 12,600 0 -12,600
2010 9-10-5人気 不的中 12,600 0 -25,200
2011 4-1-9人気 不的中 12,600 0 -37,800
2012 3-10-9人気 不的中 12,600 0 -50,400
2013 1-4-6人気 的中 12,600 31,910 -31,090
2014 3-1-6人気 的中 12,600 16,440 -27,250
2015 1-12-8人気 不的中 12,600 0 -39,800
2016 3-6-2人気 不的中 12,600 0 -52,450
2017 3-5-2人気 不的中 12,600 0 -65,050
2018 1-2-8人気 的中 12,600 15,950 -61,700

ヒモ荒れも多いし1番人気が飛ぶことも4割なので、回避レースです。9番人気以降が活躍することが多く見られるので、そちらに狙いを絞っても良いかもしれません。

血統

種牡馬 着度数 勝率
回収率
複勝率
回収率
ハーツクライ 12-7-8-72 12.1%
144.8%
27.3%
92.3%
ディープインパクト 14-26-18-107 8.5%
54.4%
35.2%
80.2%
ロードカナロア 6-4-2-20 18.8%
117.8%
37.5%
73.8%
ヴィクトワールピサ 4-4-0-22 13.3%
73.0%
26.7%
45.0%
ノヴェリスト 4-2-1-13 20.0%
153.0%
35.0%
83.5%

出走予定馬

馬名 年齢 性別 騎手 調教師

モーベット 牝2 C.ルメール 藤沢和雄

ペールエール 牡2 M.デムーロ 安田隆行

ウインカーネリアン 牡2 未定 鹿戸雄一

トライフォーリアル 牡2 未定 萩原清

ビッククインバイオ 牝2 戸崎圭太 牧光二

グランチェイサー 牡2 田辺裕信 矢野英一

タイムマシン 牡2 未定 手塚貴久

セツメンノトビウオ 牡2 幸英明 牧田和弥

サナチャン 牝2 武士沢友治 武藤善則

グライユル 牝2 三浦皇成 鹿戸雄一

ストーミーシー 牡6 大野拓弥 斎藤誠

ボールライトニング 牡6 江田照男 宮本博

ファストアプローチ セン4 木幡育也 藤沢和雄

ヤングマンパワー 牡7 武藤雅 手塚貴久

2018年優勝馬

ケイデンスコール

調教師:安田隆行(栗東所属) 馬主:サンデーサイレンス

血統

父ロードカナロア    キングカメハメハ

レディブラッサム

母インダクティ     ハーツクライ

ホールオブフェーム

ケイデンスコール_新潟2歳ステークス

動画

2018年:ケイデンスコール

2017年:フロンティア

2016年:ヴゼットジョリー

2015年:ロードクエスト

2014年:ミュゼルスタン

2013年:ハープスター

2012年:ザラストロ

2011年:モンストール

2010年:マイネイサベル

2009年:シンメイフジ

筆者コメント

近年結果を残した印象的な勝ち馬はエフティマイア、セイウンワンダー、ハープスター、ロードクエストでしょうか。特にハープスターは大胆な大外捲りによる勝ちっぷりからメディアがこぞって取り上げていましたから記憶にも強く残っています。いやぁ、この記事を書いている今から楽しみでしかたありません。どうか当日は晴天になりますように。最後までお読みいただきありがとうございました。

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