6月21日栗東CWで追い切りが行われたファン投票1位のキタサンブラック(牡5・清水久厩舎)。大雨の中の追い切りだったが、やる気を感じるしっかりとした走りで終えた。
清水久詞調教師は、いい追い切りができたと、力強く頷いた。反応も良く雨の中でも元気溢れるキタサンブラックは好調のようだ。今年は連勝しているが、昨年の宝塚記念は3着と勝利を逃している。確実に能力が向上し、調子もハイを維持しているとなれば、今年は1着でゴールできるはずだ。
鞍上の武豊騎手も、本当に強くなったと感じている、3連勝してファンの期待に答えたいと勝利への強い思いを語ってくれた。
キタサンブラックの強い部分は、総合力の高さ。弱点なくレースに合わせて、しっかり走ってくれる。スピードもスタミナも申し分なく、今回の距離短縮でも問題なく合わせられるだろう。
この時期なので道悪になる可能性があるレース。初めての経験を適応能力の高さでカバーできるか、見所の一つになる。すでに名馬との評価も高い同馬だが、絶対の力を見せつけることができるのか、非常に楽しみである。
野中悠太郎騎手、シャンティイの地で2着!
6月17日フランスのシャンティイ競馬場で開催された「ロンジン・フューチャー・レーシング・スター賞(若手騎手招待レース)」で、野中悠太郎騎手(美浦・根本厩舎)はバレイン号(せん6)に乗り2着に入ったことをJRAが発表した。
第5レース、オールウェザーの1600m・ハンディキャップ戦の条件で、好成績を残すことができたのは、慣れない場でも力を出せる騎手の実力が顕著に表れたと言える。
野中悠太郎騎手「オールウェザーの馬場は初めてでしたが、ダートよりも軽い印象で、思っていたよりも乗りやすかったです。それよりもトリッキーな形状のコースと、ムチがレース中に6回までしか使えないという厳しい制限に戸惑いを受けました。
レースは調教師から受けた指示通りの先行策で、最後の直線で外側にいた馬を交わして一度先頭に立った時は買ったかと思いましたが、エムプメレロ君の馬はスピードが違いました。成績は悪くないと思いますが、
とても悔しかったので、いつかリベンジしたいと思います。」とコメント残した。
たくさんの人にお世話になったことに改めてお礼が言いたいと、感謝の気持ちも言葉にしていた。
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