4月4日(火)騎手課程36期生の入学式を迎えるJRA競馬学校、そこに今年も唯一の女性の姿があった。それはJRA史上8人目の女性騎手候補となる古川奈穂さん(16)である。
入学希望者が130人も多く集まる中、誰しもが合格できるわけではない狭き登竜門を突破し、わずか1度目にして見事合格。歓喜と不安の気持ちが入り混じる中、第一歩を踏み出します。
古川奈穂さんは、当時小学6年生、まだ記憶にも新しい2012年天皇賞・秋のレースで勝利を収めた『エイシンフラッシュ』に衝撃を覚えたという。勝利に導いたのは名騎手で知られる『M・デムーロ』。
一時、騎手を目指すことなく普通の高校生活を送っていたが、女性騎手人気への火付け役とも言える「藤田菜七子騎手」の活躍をきっかけに、再び彼女の騎手への熱い気持ちが燃え上がり、高校を中退し騎手への道を歩みだします。
現在、競馬学校での在学生は男子のみで紅一点となる状況だが、騎手になることへの熱い気持ちは男子に負けていない。2020年の3月のデビューでは、JRA8人目の女性騎手としてのさらなる晴れ舞台に立つ彼女の姿が待ち遠しい。
モーリスを待つ大仕事
そして2020年にはモーリスの産駒もデビュー予定。ゼロからstepを重ねたモーリスの評価、人気は高く、交配候補としてジェンティルドンナ、ハープスター、ブエナビスタ、シンハライト、ヴィルシーナなど。最高で13冠ベイビーだ。トラブルなくデビューすることができれば超一流エリートとなり、セリ価格で2億を超える可能性も十分にある。
ディープインパクト産駒がデビューした2010年も話題が豊富で情報取集に困ったものだがその10年後にモーリス産駒。東京オリンピックも開催されるなど、個人的には貴重で素晴らしい1年になりそうで今から楽しみだ。
ホウオウパフューム
明日は桜の女王が決定するが、樫を目標にする馬は出走していない。ファンディーナやルヴォワールなどもいるが、個人的に楽しみなのはハーツクライ産駒のホウオウパフューム。4月23日のフローラSにでてくる予定だが、当然人気上位が予想される。田辺騎手が後方待機する馬には期待が込められているように見える。グレーターロンドンなど。これはひょっとするんじゃないかと思っているのだが、それはフローラ次第なところもある。牝馬に心踊るのはレーヴドスカー一族のレーヴディソール以来かもしれない。それほどに何か感じるものがあった。感じるものがあっても根拠はない。ただ、あの末脚と田辺騎手の信頼を寄せた乗り方は、、、おや?、、、と思えてしまう。
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