こんにちは。ナビ男です。
仕事中のトイレタイムで知った。ローレルベローチェは屈腱炎で引退決定。乗り馬になる予定。前走の鞍馬ステークスの大敗はこれが原因だったと考えられる。
いつかは訪れるターフとの別れ。競走馬との別れ。感謝の気持ちと残念な気持ちが混ざるこの瞬間。
過去にも書いたが、ベローチェと中井ジョッキーのコンビは現役で1番好きなコンビだった。(現役ってもう使えないか…)とにかくかっこよかった。高松宮記念のスタートはしっかりと目に焼き付けた。期待を裏切らない主張。ハナへの拘り。とりあえず先頭に・・・ではなく「レースを引っ張る」という確かで燃えたぎるものを感じた。なんて気持ちのいい競馬をするんだ。競馬は結果が全てだ。しかし、彼らはプライドを優先した。時として男はその決断をする。指示されたんじゃない。アドバイスを受けた訳じゃない。プライドがハナを奪った。
ローレルベローチェの単勝を持っていことがどこか誇らしかった。レースが終わって外れ馬券になっても誇らしかった。
悔いのない競馬。悔いのない単勝。
ラストランをこんな形で迎えることが悔しすぎて。
これほどに医学が発展してもダメなのか…?完治が難しいのは過去の歴史を見てもなんとなく理解できる。ただ、前兆というか、防止というか屈腱炎にかからないための方法や明確な予防策はないのだろうか?
それでもきっと、最善は尽くされているんだろう。華々しい運命があれば、残酷な運命もある。乗り馬としてベローチェの新たなゲートが開かれる。これだけでも幸せなのかもしれない。
何があっても私はベローチェのファンです。本当にありがとう!感謝の気持ちでいっぱいです。脚を労ってのんびり過ごして下さいね。現役生活お疲れ様でした!
生涯成績
ローレルベローチェ / 牡 栗毛
生産:協和牧場
母:ヘイローフジ
厩舎:飯田雄三厩舎
主戦:中井裕二
芝でデビューするも次走からダートに転身。着実に成長を重ね降級しながらも3勝をマーク。1,000万クラスから芝に復帰。復帰2走目から3連勝でG3シルクロードSに出走。これを2着とし3月の高松宮記念へ出走するも惨敗。その後は成績が奮わず2017年5月12日屈腱炎による競争能力喪失のため登録抹消。
2013年
2014年
05月03日 3歳500万下 ダート 2着 藤田伸二
11月15日 3歳上500万下 ダート 16着 藤田伸二
2015年
01月25日 4歳上500万下 ダート 1着 中井裕二
02月21日 4歳上1000万下 ダート 3着 中井裕二
03月14日 恵那特別1000万下 ダート 16着 中井裕二
05月30日 4歳上1000万下 ダート 3着 中井裕二
06月13日 3歳上500万下 ダート 1着 中井裕二
07月11日 尾頭橋特別1000万下 ダート 4着 中井裕二
10月03日 芦屋川特別1000万下 芝 6着 中井裕二
10月24日 壬生特別1000万下 芝 1着 中井裕二
12月06日 浜松ステークスOP 芝 1着 中井裕二
2016年
01月31日 シルクロードSG3 芝 2着 中井裕二
06月19日 函館スプリントSG3 芝 13着 中井裕二
2017年
05月07日 鞍馬S 芝 16着 中井裕二
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