25日に阪神競馬場で行われた宝塚記念で9着と敗北したキタサンブラック(牡5・清水久詞厩舎)は、栗東トレーニングセンターで静養。元気な姿を現した。
単勝オッズ1.4倍と圧倒的な支持を受けていたが、レースでは直線で馬群に飲まれてしまった。今まで見せてきた強さは同レースで発揮されることはなかったため、故障も危惧されたが、どこにも異常はなかった。
辻田厩務員「レース後、息が入るのにちょっと時間がかかったが、歩様とか悪いところはないし、どこが痛いとかそういうのはなさそう」
清水調教師も「大丈夫です」と一安心の様子。「(天皇賞・春で)3200mを激走した後で、暑くなってきていましたし、疲れがあったかもしれません」とコメントした。
キタサンブラックは放牧して秋に備える予定。天皇賞・秋に向けて仕上げていく見込みだが、使い出しなどは未定。「牧場での様子を見ながら決めていきます」
大井競馬で地方競馬過去最大払い戻し、2669万3120円!
6月27日行われた大井競馬場12R「ロマンティックナイト賞」が大波乱の結果となった。16頭立てのうち、14番人気のプラチナバディが先頭でゴール板を通過し、2着には15番人気のメジャーメアリー、3着は9番人気のグットドディユ。人気上位馬たちを蹴散らし、大井の舞台を盛り上げた。
3連単の配当は2669万3120円。的中票は2票だったようで、100円で夢が見られることを改めて感じさせるレースとなった。更新前の記録は、2010年4月6日の大井競馬場第7Rの2488万720円。
ちなみに中央競馬での3連単の過去最高配当は、2012年8月4日に開催された新潟競馬場第5Rの2983万2950円である。
サトノアラジン、米GⅠブリーダーズカップマイル出走回避
安田記念でGⅠ初勝利を達成したサトノアラジン(牡6・池江厩舎)が、優先出走権を獲得していた米GⅠのブリーダーズカップマイルには出走せず、天皇賞・秋(GⅠ・2000m)へ参戦することがわかった。
2000mを走るのは2015年の香港カップ以来であり、過去には3歳の時に条件戦で2勝している。
池江調教師「どこかを一度使って、天皇賞・秋予定です。東京コースだからこそというところ。コーナーが4つじゃないという面もあります」と、参戦の狙いを語った。
その後のマイルカップステークスはレース後の状態を見て判断するとのこと。安田記念で差し切った快速の脚が、秋にも見ることができるのか。勢いに乗ったアラジンの走りに期待高まる。
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