7月2日福島競馬場で行われたラジオNIKKEI賞(GⅢ・芝1800m)は、2番人気のセダブリランテス(牡3・手塚貴久厩舎)が優勝した。
スタートから積極的に前に出て、道中3番手でレースを進めると、直線で逃げ粘っていた8番人気ウインガナドル(牡3・上原博之厩舎)を捕らえ、差し切った。勝ち時計は1分46秒。
デビューしてから、新馬戦、早苗賞と連勝してきたセダブリランテスは無敗のまま重賞制覇を達成した。鞍上の石川裕紀人騎手にとっても初の重賞勝利であり、おめでたいレースとなった。血統は父ディープインパクト、母シルクユニバーサル。
石川裕紀人騎手「器用な競馬ができる馬ですし、自信を持って乗りました。ペースも流れていましたし、いい感じで行けました。まだまだ先のある馬ですし、この馬と一緒にこの先も頑張っていきたいですね」と、勝てて良かったという気持ちが伝わってくるインタビューだった。
2着にはクビ差で8番人気のウインガナドル。鞍上の津村騎手は「以前乗った時よりも馬がパワーアップしていて、落ち着きも出ていました。今日は相手が強かったです」とコメント。
3着にはさらにクビ差で9番人気のロードリベラルが入った。吉田騎手「前回、馬込みに入れて引っかかってしまったので、今日はプレッシャーのない、離れた位置でレースしました。勝負所でいい感じに上がって行きましたが、最後捕まえることができませんでした。もう少し流れてくれれば良かったかもしれません」
1位番人気であったサトノクロニクルは6着。「重賞も勝っていない馬で57キロのハンデは重すぎます」と鞍上の川田騎手。
3番人気のクリアザトラックは惜しくも4着。北村宏騎手「小回りのコースは走ったことがなかったので、1コーナーで力んで走っていました。3コーナーの勝負所でもスピードアップすることに戸惑っていました。」
シャイニングレイが重賞2勝目!【CBC賞】
7月2日に中京競馬場で行われた第53回CBC賞(GⅢ・芝1200m)で、2番人気のシャイニングレイ(牡5・高野友和厩舎)がゴール手前で差し切り、勝利した。
2着には13番人気のセカンドテーブル、3着は8番人気のアクティブミノル。3連単の配当は41万7490円と波乱の展開となった。
鞍上の北村友騎手はこう語る。「少し伸び上がるようなスタートで一歩目はそんなに良くなかった。もともとスピードに勝る馬で、1200mでも多少行きたがるのかなと思っていて、想像通りに3、4コーナーは行きたがる面を見せていました。本当に馬自身ががすごくいい脚を使ってくれて、本当に馬に感謝です。力のあるいい馬ですね。これから先本当に頑張ってもらいたいです。
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