函館記念、出走馬確定!夏のハンデ戦を勝つのはどの馬?|競馬ニュース

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7月16日、函館競馬場で行われる第53回函館記念(GⅢ・芝2000m)の出走馬が発表された。同レースは20年以上にわたって1番人気に推される馬が苦戦を強いられるハンデキャップ戦。過去25回で1番人気馬が優勝したのは2回だけとなっている。

サトノアレス(牡3・藤沢和雄厩舎)は、昨年の朝日FSを勝利し、2歳の頂点にたったのだが、その後スプリングS(4着)、皐月賞(11着)と結果を残せていなかった。しかし、前走の巴賞で単勝オッズ1.5倍の1番人気に推され、見事勝利。オープン特別では格の違いを見せた。

巴賞から函館記念へ出走する馬の傾向としてあまりよくないが、初めての函館コースもそつなくこなしているので、不利のジンクスを打ち破るのはこの馬かもしれない。ハンデも気になるが、馬格のある同馬が2000mでも力を発揮できるところに注目したい。

昨年の優勝馬であるマイネルミラノ(牡7・相沢郁厩舎)は、12日函館Wで併せ馬。5Fでアルチレイロを1秒追走し、1馬身先着でしっかり負担をかけられた。5F67秒5-38秒6-12秒2で、昨年の5F67秒5-38秒4-12秒1とほぼ同じ記録だった。

騎乗した丹内騎手は「反応は良かった。良い感じだよ。良かった昨年と同じくらいの出来にある」と連覇を感じさせるコメント。

函館出身である丹内騎手は、昨年5度目の挑戦で悲願の優勝を果たした。地元ということもあり、プレッシャーもかかる特別なレースとのことだが「今年も再現できれば最高だね」と笑顔で答えてくれた。

マイネルミラノと並んでハナを切って走るであろうヤマカツライデン(牡5・池添兼雄厩舎)とステイインシアトル(牡6・池江泰寿厩舎)の2頭も気になるところだ。

ヤマカツライデンは5勝全て逃げ切っている。「以前2、3番手でも競馬したけど全然走らなかった。できれば直線向くまでに4、5馬身の差があって欲しい」と岡富助手はいう。

鳴尾記念を逃げ切ったステイインシアトル「気分良く走れれば、逃げなくても大丈夫だと思う」と橋口助手は話してくれた。

陣営の思惑は違っているようだが、レース展開にどう影響してくるか、結果だけでなく楽しみである。

DMMが1万円からできる一口馬主アプリで、競馬業界参入

ネット大手のDMM.comが競馬業界に参入することになった。クラブ「DMMドリームクラブ」で競走馬を所有し、1万円から出資できる一口馬主アプリ「DMMバヌーシー」を近日中にリリースする予定だ。

DMMは7月10〜11日に行われた「セレクトセール」で、良血馬を獲得している。10日には2016年のドバイターフを制したリアルスティールの全妹を1億6000万円で、11日にはジャパンカップ連覇の記録を持つジェンティルドンナの全妹を3億7000万円で落札。「DMMドリームクラブ」で所有し、一口馬主を募集する。

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