【厳選データ】G2産経賞オールカマー 2020|過去10年分有力情報・傾向【予想の前に】

1着馬に天皇賞(秋)の優先出走権が与えられるオールカマー。念のため書きますが出走馬全てが「せん馬」ではございません。地方馬、外国馬、外国産馬から希望があれば出走可能です。というレースです。ここ最近では見ることもめっきり減りましたが3歳勢も出走可能です。中山の鬼マツリダゴッホが3連覇したレースでもあります。筆者の心の声としましては、天皇賞(秋)を叩きに使うのはやめてほしい!オールカマーという叩きレースがあるのだから一線級の馬主調教師はそこを理解していただきたい気持ちはわかるのですが、ジャパンカップの前哨戦として天皇賞(秋)を使うのはレース名に対してあまりにも敬意を欠いた行動だと思うのです。

 2019 G2オールカマーを楽しむ前に

オールカマーは1955年に創設され、当初は中山競馬場、芝・2000mで行われていました。1984年にG3に格付けされ、距離が2200mに延長されました。1994年に地方馬を招待するようになり、1995年にG2に格上げされました。ジャパンカップを目指す地方馬の争いが目玉となり、2014年から優勝馬に天皇賞・秋の優先出走権が与えられるようになっています。

賞金

1着:6,700万円

2着:2,700万円

3着:1,700万円

4着:1,000万円

5着:670万円

レースの売上

2018年 48億6768万

2017年 46億1617万

2016年 46億5343万

2015年 47億7063万

2014年 45億1312万

2013年 40億1759万

2012年 38億838万

2011年 33億7897万

中山競馬場へのアクセス

・JR西船橋駅からバスで約15分、徒歩で30分。

・JR船橋法典駅から専用地下道(動く歩道設置)で徒歩約10分。

・京成東中山駅からはバスで約10分、徒歩で約20分。

中山競馬場_アクセス

大きなレースがない日でも駐車場はそれなり混み合います。重賞の開催がある日は、気合を入れて早く行くか、大人しく公共交通機関を利用しましょう。

入場料:200

開門:時間900分(混雑状況などにより変更あり)

発売:原則として930分から(前日発売は1700分まで)

一部の投票所では920分から発売

中山競馬場指定席

現地での観戦を考えている人は指定席も一度考えてみてはいかがでしょうか。意外と知らない人が多いですが、一度行ってみることをオススメします。

A-Seat(スタンド3階)

2人掛けで指定席の中では一番ゴール板に近い席となっています。7インチのモニターとコンセントが各席に設置されているので、不便を感じることもありません。一番熱くなれる席であることは間違いありません。ネット予約だけではなく当日発売もしています。

K-Seat【+i】(スタンド3階)

1人掛けの席でありながらかなりゆったりとした広さを持っています。各席にi-Seat端末が設置されており、ICカードを利用してキャッシュレスで投票することができます。馬券購入に立ち上がる必要もないので、終日楽しんでも疲れることも少ないでしょう。また。レース実況やパドック動画、オッズや馬体重などの競馬に関する基本情報や投票に役立つ情報を自分の席で全てチェックすることができるので、最高の休日を過ごすことができると思います。

詳細はこちらでご確認ください。

周辺駐車場情報 料金2,000円

※パークウインズ時(場外発売時)1,000

JRA直営駐車場のほか民間駐車場があります。

駐車可能台数は1,200台。車で行く=停められる とは限らないので注意が必要です。また、周辺の道路が超混雑するので、公共交通機関のご利用を強く強くおすすめいたします。JRA直営駐車場のほかに民間駐車場もあります。

コース紹介

中山競馬場中山 芝・2,200m(外回り)

スタートして1コーナーまでは約430mでスタート直後に急勾配な上り坂が待ち構えています。その後2コーナー辺りまで上り、2コーナー途中で下り始めそのまま直線まで下り続ける形となります。直線は310mあり、途中には最初に上った急な坂があるため、タフに脚を使い続ける必要があります。

データで見る傾向と対策 過去10年分

過去10〜20年でまとめています。他にも載せて欲しいコンテンツがあればぜひコメントに残してください。

配当

年度 単勝 馬連 馬単 3連複 3連単
2018 200円 490円 690円 490円 1,640円
2017 780円 1,700円 3,700円 3,340円 20,150円
2016 200円 840円 1,240円 2,710円 8,070円
2015 760円 1,010円 2,390円 5,030円 24,060円
2014 720円 6,250円 11,430円 56,470円 255,930円
2013 3,800円 7,060円 21,420円 5,840円 64,420円
2012 310円 1,790円 2,740円 8,140円 31,940円
2011 140円 1,280円 1,650円 1,380円 6,120円
2010 730円 940円 2,260円 2,420円 13,170円
2009 460円 770円 1,610円 840円 4,830円

人気

単勝人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 7-4-2-7 35.0% 55.0% 65.0%
2番人気 4-4-3-9 20.0% 40.0% 55.0%
3番人気 3-5-2-10 15.0% 40.0% 50.0%
4番人気 2-3-0-15 10.0% 25.0% 25.0%
5番人気 2-1-1-16 10.0% 15.0% 20.0%
6~9番人気 2-3-11-62 2.6% 6.4% 20.5%
10番人気以下 0-0-1-73 0.0% 0.0% 1.4%
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 複勝率
1.9倍以下 4-0-1-0 80.0% 80.0% 100.0%
2.0~2.9倍 3-3-0-6 25.0% 50.0% 50.0%
3.0~4.9倍 3-7-4-8 13.6% 45.5% 63.6%
5.0~7.9倍 7-3-3-16 24.1% 34.5% 44.8%
8.0~14.9倍 1-4-2-25 3.1% 15.6% 21.9%
15.0~19.9倍 0-2-6-17 0.0% 8.0% 32.0%
20.0~49.9倍 1-1-4-45 2.0% 3.9% 11.8%
50.0倍以上 1-0-0-75 1.3% 1.3% 1.3%

3連単1頭軸マルチで10年購入すると

ここでは3連単を1頭軸マルチで購入した結果を報告します。購入ルールとして軸は1番人気、相手7頭は人気順(2〜8番人気)、点数は126点の1点100円。以下10年分の結果です。

年度 決着順 結果 購入額 払い戻し 累計
2009 3-1-2人気 的中 12,600 4,830 -7,770
2010 5-1-6人気 的中 12,600 13,170 -7,200
2011 1-6-2人気 的中 12,600 6,120 -13,680
2012 2-4-6人気 不的中 12,600 0 -26,280
2013 9-2-1人気 不的中 12,600 0 -38,880
2014 2-7-12人気 不的中 12,600 0 -51,480
2015 3-1-7人気 的中 12,600 24,060 -40,020
2016 1-3-6人気 的中 12,600 8,070 -44,550
2017 5-1-3人気 的中 12,600 20,150 -37,000
2018 1-3-2人気 的中 12,600 1,640 -47,960

的中率は申し分ないですが、ガミりすぎてマイナスです。堅いレースがおおいので、人気上位から入るのは良いですが、絞って買うことをおすすめします。

血統

種牡馬 着度数 勝率
回収率
複勝率
回収率
ステイゴールド 13-8-15-87 10.6%
58.7%
29.3%
101.1%
ディープインパクト 12-15-5-49 14.8%
74.8%
39.5%
73.1%
ドリームジャーニー 5-3-1-10 26.3%
176.3%
47.4%
101.1%
ルーラーシップ 4-3-2-12 19.0%
94.8%
42.9%
98.1%
マンハッタンカフェ 4-2-1-14 19.0%
282.4%
33.3%
86.7%

出走予定馬

未定

2018年優勝馬

レイデオロ

調教師:藤沢和雄(美浦所属) 馬主:キャロットファーム

血統

父キングカメハメハ   Kingmambo

            マンファス

母ラドラーダ         シンボリクリスエス

            レディブロンド

産経賞オールカマー_レイデオロ

動画

2018年:レイデオロ


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2017年:ルージュバック


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2016年:ゴールドアクター


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2015年:ショウナンパンドラ


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2014年:マイネルラクリマ


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2013年:ヴェルデグリーン

2012年:ナカヤマナイト


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2011年:アーネストリー


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2010年:シンゲン


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筆者コメント

1番人気の複勝率は80%ということで当てやすいレースに分類されます。競馬ファンもそれを理解しているようで、オールカマーは1番人気を中心に厚く買われます。つまり人気薄が突っ込んでこないと配当がつきません。こういったレースは阪神大賞典を初めとする硬いレースにありがちな課題ですが、私は躊躇なく三連単マルチ購入です。基本としている馬券は三連単マルチの相手5頭なのですが、オールカマーもこれで狙います。10番人気以下は来ないと決め打ちして、中山適性を見ながら相手を決めます。

マツリダゴッホを最後に大外枠は入線していないのは地味に良いデータです。

最後までありがとうございました。皆様の的中を祈っております!

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