皆さんこんにちは。本日は時代を駆ける女傑アーモンドアイについて書いていきます。牝馬三冠をあっさりと獲得し、勢いそのままにジャパンカップにて古馬勢を一蹴。2019年は彼女を中心に競馬は進んでいくことでしょう。
基本データ
馬名:アーモンドアイ
生年月日:2015年3月10日
馬名の由来:美人とされる顔の目の形
馬主:有限会社シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム
調教師:国枝栄(美浦)
血統:父 ロードカナロア キングカメハメハ
レディブラッサム
母 フサイチパンドラ サンデーサイレンス
ロッタレース
簡単な予備情報
当馬を管理する国枝調教師はアパパネに次ぐ2頭目の牝馬三冠。馬主のシルクレーシングは馬名の頭に【シルク】といれる場合とそうでない場合があります。シルクレーシングで活躍した競走馬をピックアップしました。
・アーモンドアイ(7.2億)
・ラストインパクト(5.1億)
・シルクフェイマス(4.7億)
・シルクジャスティス(4.5億)
・シルクメビウス(3億)
・シルクフォーチュン(2.9億)
・モンドインテロ(1.9億)
・グレンツェント(1.9億)
・シルクアーネスト(1.6億)
など。デビューから約1年で当クラブ馬として最高獲得賞金となりました。こうなってくると、馬主としては勝ち負けの他にケガの心配が増してきます。むしろケガの心配の方が強いかもしれませんね。
レース動画
2017年(2歳)
8月6日 新潟 2歳新馬 芝1400 良 C.ルメール 1番人気(1.3) 2着
10月8日 東京 2歳未勝利 芝1600 良 C.ルメール 1番人気(1.2) 1着
すでに前評判が高く、新馬戦から圧倒的人気となるものの、ニシノウララを捉えきれず2着。勝負の綾というものでしょうか。(ちなみにニシノウララは2018年8月に500万下を勝ちました)
2戦目は33.5の上りで圧勝。ここまでは良くあるパターンといいますか、期待馬らしい2戦目でした。
2018年(3歳)
4月8日 阪神 桜花賞(G1) 芝1600 良 C.ルメール 2番人気(3.9) 1着
5月20日 東京 優駿牝馬(G1) 芝2400 良 C.ルメール 1番人気(1.7)1着
10月14日 京都 秋華賞(G1) 芝2000 良 C.ルメール 1番人気(1.3) 1着
11月25日 東京 JC(G1) 芝2400 良 C.ルメール 1番人気(1.4) 1着
やはりと言いますか、シンザン記念では1番人気となるもファストアプローチと人気を分け合う形に。戸崎騎手だから…という理由があったかどうかは分かりません。結果は上り最速34.4秒を繰り出しで勝利。着差は約2馬身でした。ファンはまだ気づいていません。どうしようもなく強い馬が目の前を走っていることを。
桜花賞 次元の違う脚で圧勝
優駿牝馬 次元の違う脚で楽勝
秋華賞 次元の違う脚で圧勝
ジャパンカップ 次元の違う脚で制圧
説明不要。解説不要。ペース、ポジション関係なし。スタート問題なし。折り合い問題なし。スタミナ問題なし。レース後の落ち着きぶりは圧倒的貫禄と涼しさを感じ、ファンや関係者の想像を遥かに超えるポテンシャルを秘める。彼女が見つめるその先には何があるのか?もう誰にもわからない。ウオッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタ、ジェンティルドンナ。近年の名牝のそれとはどこか様子が違うなと筆者は感じています。
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