先日、TRIGGER制作のアニメ映画「プロメア」 を見てきました。いい意味でわかりやすくキャラクターと共に熱くなれるポイント満載でした。話の展開とシーンの切り替えはめまぐるしいほど早く、疲労感はあるものの見終わったあとは満足!と言って帰れる作品だと思います。そんな超特急熱血映画のあとは、超特急短距離競争のことを書いていきましょう。今回はサマースプリントシリーズ、CBC賞について書いていきます。
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2019年G3 CBC賞有力データ
創設当初は12月に中京競馬場の砂馬場1,800mで行われていました。始まりは1965年で4歳以上のハンディ戦でしたが、幾度かの条件変更を経て1996年にスプリンターズSの前哨戦に位置付けられました。その後、2006年に開催時期を6月に移し、G3のハンディ戦に変更されました。
賞金
1着:3,900万円
2着:1,600万円
3着:980万円
4着:590万円
5着:390万円
レースの売上
2018年:46億3004万円
2017年:48億9299万円
2016年:38億2770万円
2015年:42億4978万円
2014年:39億9549万円
2013年:36億3259万円
2012年:39億167万円
中京競馬場へのアクセス
・(西入場門)名鉄名古屋本線・中京競馬場前駅から徒歩約10分
・(東入場門)名鉄名古屋本線・中京競馬場前駅から徒歩約45分
昨年の来場人数は3万人ほどでした。年間通して中京競馬場がもっとも賑わうレースはチャンピオンズカップですが、次いで人気を集めるのがこの高松宮記念でしょう。
入場料:200円
開門:時間9時00分(混雑状況などにより変更あり)
発売:原則として9時30分から(前日発売は17時00分まで)
※一部の投票所では9時20分から発売
現地で競馬を100倍楽しむためのグッズを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
中京競馬場指定席
現地で観戦しようと思う人へ簡単に指定席について調べ、オススメをピックアップしました。
UMACAシート (ツインハット6階 ラウンジフロア 税別2,500円)
UMACAと言われるICカードを購入し、キャッシュレスで競馬を楽しめるシートとなります。モニターではレースやパドック映像はもちろんJRA-VANを利用できたりとサービス面に優れていますね。
ラウンジシート (4名1組 税別10,000円)
4名様1組グループでのお客様が利用可能となり、区切られた半個室内のテーブル席で競馬をお楽しみいただけます。この席はモニターで観戦はもちろんベランダからもレースを観れるのがオススメの大きな理由です、4名様なので家族で行く人に是非。
周辺駐車場料金1,000円
(パークウインズ時(場外発売時)1,000円)
注記:JRA直営駐車場のほか民間駐車場があります。
・JRA直営駐車場のほかに民間駐車場もあります。
コース紹介
中京 芝・1,200m
スタートは向正面半ばからで3コーナーまでは300mほどの距離です。直線は412.5mという長さに加え急な上り坂があるので、1,200mにしてはタフなコースとなっています。
データで見る傾向と対策 過去10年分
配当
年度 | 単勝 | 馬連 | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
2018 | 910円 | 7,910円 | 12,560円 | 28,250円 | 166,090円 |
2017 | 570円 | 18,380円 | 28,240円 | 89,500円 | 417,490円 |
2016 | 750円 | 11,420円 | 19,540円 | 18,140円 | 136,160円 |
2015 | 510円 | 1,170円 | 2,400円 | 2,390円 | 9,110円 |
2014 | 950円 | 2,670円 | 5,660円 | 22,400円 | 116,100円 |
2013 | 360円 | 980円 | 1,910円 | 1,980円 | 8,000円 |
2012 | 450円 | 3,110円 | 5,290円 | 4,520円 | 27,660円 |
2011 | 350円 | 1,780円 | 3,020円 | 27,940円 | 111,610円 |
2010 | 870円 | 5,290円 | 10,630円 | 15,980円 | 96,400円 |
2009 | 3,710円 | 19,820円 | 42,940円 | 60,510円 | 459,460円 |
過去10年で半分以上が10万馬券の配当が出ています。毎年大荒れが期待されるレースです。
人気・オッズ
単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 5-2-1-12 | 25.0% | 35.0% | 40.0% |
2番人気 | 3-5-2-10 | 15.0% | 40.0% | 50.0% |
3番人気 | 3-1-4-12 | 15.0% | 20.0% | 40.0% |
4番人気 | 6-1-1-12 | 30.0% | 35.0% | 40.0% |
5番人気 | 0-1-1-18 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
6~9番人気 | 1-8-5-66 | 1.3% | 11.3% | 17.5% |
10番人気以下 | 2-3-5-137 | 1.4% | 3.4% | 6.8% |
単勝オッズ | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1.9倍以下 | 1-0-0-1 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
2.0~2.9倍 | 0-0-0-2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
3.0~4.9倍 | 5-3-3-13 | 20.8% | 33.3% | 45.8% |
5.0~7.9倍 | 6-5-4-24 | 15.4% | 28.2% | 38.5% |
8.0~14.9倍 | 5-4-3-46 | 8.6% | 15.5% | 20.7% |
15.0~19.9倍 | 1-3-4-71 | 4.0% | 16.0% | 32.0% |
20.0~49.9倍 | 2-4-4-71 | 2.5% | 7.4% | 12.3% |
50.0倍以上 | 0-2-1-93 | 0.0% | 2.1% | 3.1% |
1番人気から4番人気まで勝率、複勝率にほぼ差がなく安定していないのがわかります。いかに穴馬を見抜くかが勝利の鍵です。
3連単1頭軸マルチで10年購入すると
ここでは3連単を1頭軸マルチで購入した結果を報告します。購入ルールとして軸は1番人気、相手7頭は人気順(2〜8番人気)、点数は126点の1点100円。以下10年分の結果です。
年度 | 決着順 | 結果 | 購入額 | 払い戻し | 累計 |
2009 | 12-5-3人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | -12,600 |
2010 | 4-7-3人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | -25,200 |
2011 | 1-4-13人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | -37,800 |
2012 | 2-7-1人気 | 的中 | 12,600 | 27,660 | -22,740 |
2013 | 1-2-3人気 | 的中 | 12,600 | 8,000 | -27,340 |
2014 | 4-3-10人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | -39,940 |
2015 | 2-1-3人気 | 的中 | 12,600 | 9,110 | -43,430 |
2016 | 3-7-2人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | -56,030 |
2017 | 2-13-8人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | -68,630 |
2018 | 4-9-8人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | -81,230 |
結果は惨敗でプラスになったのが1レースのみでした。1番人気が入っても2桁人気が3着内に入ってしまったりとCBC賞のような荒れやすいレースでは難しい買い方です。
血統
種牡馬 | 着度数 | 勝率 回収率 |
複勝率 回収率 |
ディープインパクト | 10-12-3-54 | 12.7% 73.3% |
31.6% 69.2% |
サクラバクシンオー | 8-3-3-42 | 14.2% 83.0% |
25.0% 66.3% |
ダイワメジャー | 7-7-9-81 | 6.7% 36.9% |
22.1% 79.6% |
アドマイヤムーン | 5-5-3-51 | 7.8% 84.8% |
20.3% 87.5% |
エンパイアメーカー | 3-0-0-7 | 30.0% 402.0% |
30.0% 86.0% |
出走予定馬
馬齢 年齢 騎手 調教師
セイウンコウセイ 牡6 幸英明 上原博之
アウィルアウェイ 牝3 浜中俊 高野友和
アレスバローズ 牡7 川田雅将 角田晃一
レッドアンシェル 牡5 福永祐一 庄野靖志
ショウナンアンセム 牡6 藤岡康太 田中剛
グランドボヌール 牡5 福永祐一 鈴木孝志
ビップライブリー 牡6 池添謙一 清水久詞
ラインスピリット 牡8 和田竜二 松永昌博
イエローマリンバ 牝4 高倉稜 河内洋
メイショウケイメイ 牝3 未定 南井克己
トウショウピスト 牡7 未定 土田稔
タマモブリリアン 牝6 西村淳也 南井克己
2018年優勝馬
アレスバロース
調教師:角田晃一(栗東所属) 馬主:猪熊晃一
血統
父ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
母タイセイエトワール トニービン
エンスラーリング
動画
2018年:アレスバローズ
2017年:シャイニングレイ
2016年:レッドファルクス
2015年:アンビシャス
2014年:ウインマーレライ
2013年:ケイアイチョウサン
2012年:マジンプロスパー
2011年:ダッシャーゴーゴー
2010年:ヘッドライナー
筆者コメント
3歳馬から8歳馬までが一緒に出走するうえに、1,200mという波乱が含まれやすいレースなのもあって毎年読みにくいと思います。自分も普段なら回避しがちなレースですが、当てた時のリターンは大きいですよね。
ハンデ戦なので負担重量でみると、55キロ以上の馬の成績が優秀です。しかし57キロは過去10年で12頭全てが3着以下という面白い結果になっています。今年は軽ハンデ馬に日の目は当たるのか、どんでん返しを期待しています。
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