2019 チャンピオンズカップ有力データ
ダートの主戦場、アラブやアメリカに対し日本競馬界がジャパンカップと並ぶダートの国際競争を開催しようとしたのをきっかけとし、2000年に前身となる日本初のダート国際招待競走ジャパンカップダート(東京 ダート2,100m)が創設されました。
2014年からは、中京競馬場ダート1,800mに場所を変え、名称も現在のチャンピオンズカップに変更されました。
賞金
1着:1億円
2着:4,000万円
3着:2,500万円
4着:1,500万円
5着:1,000万円
レースの売上
2017年:141億7,375万円
2016年:143億6,385万円
2015年:132億8,474万円
2014年:123億7,319万円
2013年:136億9,829万円
2012年:130億円7,671万円
2011年:126億円2,570万円
中京競馬場へのアクセス
・(西入場門)名鉄名古屋本線・中京競馬場前駅から徒歩約10分
・(東入場門)名鉄名古屋本線・中京競馬場前駅から徒歩約45分
チャンピオンズカップの返金来場者数はおよそ3万5,000人ほどです。年間通して中京競馬場がもっとも賑わうレースなのは間違いありません。
入場料:200円
開門:時間9時00分(混雑状況などにより変更あり)
発売:原則として9時30分から(前日発売は17時00分まで)
※一部の投票所では9時20分から発売
中京競馬場指定席
現地で観戦しようと思う人へ簡単に指定席について調べ、オススメをピックアップしました。
UMACAシート (ツインハット6階 ラウンジフロア 税別2,500円)
UMACAと言われるICカードを購入し、キャッシュレスで競馬を楽しめるシートとなります。モニターではレースやパドック映像はもちろんJRA-VANを利用できたりとサービス面に優れていますね。
ラウンジシート (4名1組 税別10,000円)
4名様1組グループでのお客様が利用可能となり、区切られた半個室内のテーブル席で競馬をお楽しみいただけます。この席はモニターで観戦はもちろんベランダからもレースを観れるのがオススメの大きな理由です、4名様なので家族で行く人に是非。
周辺駐車場料金1,000円
(パークウインズ時(場外発売時)1,000円)
注記:JRA直営駐車場のほか民間駐車場があります。
・JRA直営駐車場のほかに民間駐車場もあります。
コース紹介
中京 ダート1,800m
中京競馬場ダート1,800mは直線距離410mと、東京競馬場に次ぐ特選距離の長さとなっております。またスタート地点が上り坂の途中からの位置となるのでペースが前半は緩みやすい傾向になります。
データで見る傾向と対策 過去10年分
配当
年度 | 単勝 | 馬連 | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
2017 | 1,300円 | 4,140円 | 9,400円 | 27,350円 | 158,490円 |
2016 | 1,590円 | 1,390円 | 4,800円 | 11,180円 | 85,980円 |
2015 | 6,640円 | 11,040円 | 36,260円 | 27,320円 | 318,430円 |
2014 | 590円 | 5,470円 | 9,020円 | 11,730円 | 70,890円 |
2013 | 840円 | 4,850円 | 9,810円 | 2,160円 | 24,440円 |
2012 | 1,990円 | 4,290円 | 11,620円 | 30,010円 | 165,230円 |
2011 | 200円 | 1,750円 | 2,180円 | 920円 | 6180円 |
2010 | 350円 | 4,350円 | 6,310円 | 20,840円 | 94,860円 |
2009 | 310円 | 1,940円 | 3,160円 | 32,660円 | 131,960円 |
2008 | 980円 | 11,710円 | 21,570円 | 7,090円 | 69,460円 |
単勝の平均額も1,000円を越えていて、3連単も4回6桁の万馬券を出していることからダートG1の中でも比較的荒れやすい傾向にあるのがわかります。
枠
枠順 | 着度数 | 勝率 | 複勝率 |
1枠 | 1-2-5-26 | 2.9% | 23.5% |
2枠 | 2-3-1-30 | 5.6% | 16.7% |
3枠 | 3-2-6-25 | 8.3% | 13.9% |
4枠 | 2-4-0-30 | 5.6% | 16.7% |
5枠 | 6-2-3-25 | 16.7% | 30.6% |
6枠 | 1-3-2-30 | 2.8% | 16.7% |
7枠 | 2-2-0-31 | 5.7% | 11.4% |
8枠 | 1-0-1-32 | 2.9% | 5.9% |
中京の1,800mはスタートからゴールまでのコーナーの数が4つと多く、6〜8の外枠勢が不利な傾向にあります。また中京競馬場に開催してからは1〜3枠から3年連続で3着内にきていることを加味し、内枠有利、外枠不利の傾向になります。
人気
単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 6-5-3-4 | 33.3% | 61.1% | 77.8% |
2番人気 | 1-0-1-16 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
3番人気 | 1-3-1-13 | 5.6% | 22.2% | 27.8% |
4番人気 | 3-0-1-14 | 16.7% | 16.7% | 22.2% |
5番人気 | 1-3-1-14 | 5.6% | 22.2% | 27.8% |
6〜9番人気 | 4-5-7-56 | 5.6% | 12.5% | 22.2% |
10番人気以下 | 2-2-4-113 | 1.7% | 3.3% | 6.6% |
荒れやすいレースとあって、4,5番人気の馬がいい成績を残しているものの、1番人気の勝率、複勝率の数値も安定しており、軸馬としては1番人気を推奨。
脚質
脚質 | 着度別数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 3-0-1-19 | 13.0% | 13.0% | 17.4% |
先行 | 6-5-8-41 | 10.0% | 18.3% | 31.7% |
差し | 7-10-6-86 | 6.4% | 15.6% | 21.1% |
追込 | 2-3-3-83 | 2.2% | 5.5% | 8.8% |
コース形態上スタートが上り坂から始まり、コーナーは4つと先行がやや有利といえるコースになってます。しかし直線距離が長いのもこのコースの特徴です。差し馬でも好位から抜け出すことで近年勝ち星をつかんでいます。
予想のポイント
2014年に京都から中京へ開催が変わりましたが、ダート一線級の馬たちが集まるレースのポイントは、ペースにあると考えています。内枠先行の実力馬に人気は集中しますが、ペースが早いと中段から豪脚を繰り出す馬が複数現れ、先団を飲み込みます。それは直線の短い京都でも同じでした。ダート競馬はペースに関係なく押し切れるのはG2まで。先行馬が内枠に固まるとポジション争いが激化し、しばらく息が入りません。こうなると万馬券が飛び出します。
枠と脚質からペースを読み解くことが重要です。内枠の脚質と人気馬の位置どりをイメージしながら予想すると当てやすいのではないでしょうか。
出走予定馬
馬齢 年齢 騎手 調教師
アスカノロマン 牡7 太宰 川村
アポロケンタッキー 牡6 未定 山内
アンジュデジール 牝4 横山典 昆
インカンテーション 牡8 三浦皇成 羽月
ウェスタールンド セ6 未定 佐々木
オメガパフューム 牡3 Cデムーロ 安田翔
クインズサターン 牡5 未定 野中
ケイティブレイブ 牡5 福永祐一 杉山
ゴールドドリーム 牡5 ルメール 平田
サンライズソア 牡4 モレイラ 河内
サンライズノヴァ 牡4 戸崎圭太 音無
センチュリオン 牡6 吉田隼人 田村
ダノングッド 牡6 未定 村山
チュウワウィザード 牡3 未定 大久保
ノンコノユメ セ6 内田博幸 加藤
パヴェル セ4 グティエレ モラ
ヒラボクタージュ 牡3 未定 大久保
ミツバ 牡6 松山 加用
メイショウスミトモ 牡7 未定 南井
ルヴァンスレーヴ 牡3 Mデムーロ 萩原
2017年優勝馬
ゴールドドリーム
調教師:平田修(栗東所属) 馬主:吉田勝己
血統
父ゴールドアリュール サンデーサイレンス
ニキーヤ
母モンヴェール フレンチデピュティ
スペシァルジェイド
動画
2017年:ゴールドドリーム
2016年:サウンドトゥルー
2015年:サンビスタ
2014年:ホッコータルマエ
2013年:ベルシャザール
2012年:ニホンピロアワーズ
2011年:トランセンド
2010年:トランセンド
2009年:エスポワールシチー
2008年:カネヒキリ
筆者コメント
印象に残るのは2014年のチャンピオンズカップのホッコータルマエです。この年から舞台が中京に移りレース名も一新されたこのレース、この年は出走馬のうち10頭以上がG1ウィナーという激戦必至のレース、ホッコータルマエはこの世代のダート界をひっぱてきた馬と言えますが新規一転されたこの舞台でも変わらない強さを見せてくれました。ここまで地方G1を勝ってきたホッコータルマエですが、意外にもこのチャンピオンズカップが中央でのG1初勝利というのが驚きました。
今年2018年のチャンピオンズカップでは、前走マイルチャンピオンシップで昨年の覇者ゴールドドリームに勝ったルヴァンスレーヴが注目を集めると思います。過去7戦6勝という華々しい記録でチャンピオンズカップに挑むことになりますが、今年はアーモンドアイも先日のジャパンカップを3歳牝馬で勝利するなど、3歳馬の力強さが目立つのでダート界でも同じ3歳のルヴァンスレーヴがどんなレースを見せてくれるのか注目しましょう。
いよいよ今年も終わります。年の瀬が迫るこの時期に新年の準備としてカレンダーを準備する方も多いと思われますが、まだどれを購入するか迷ってる方は是非。
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