今回は三重県鈴鹿市にある日本犬繁殖所鈴鹿の邑苑(ゆうえ)の「古市健治ブリーダー」に取材させていただきました。
鈴鹿市は三重県の北中部に位置し、西には鈴鹿山脈が広がっており、東には伊勢湾に面しているなど山や海の自然豊かな地域です。
伝統産業においては「伊勢型紙」と「鈴鹿墨」という国の指定を受けた伝統工芸品があります。
また鈴鹿と言えば「鈴鹿サーキット」を思い浮かべる方が多いと思いますが、F1の日本グランプリやオートバイの8時間耐久レースなど国際・国内レースが多数開催しており、世界的にも有名なレーシングコースがあります。
そんな三重県鈴鹿市で評判の古市健治ブリーダーについて紹介したいと思います。
三重県近郊でペットをお探しの方、ブリーダーに興味のある方は是非最後までお読み下さい。
Contents
三重県鈴鹿市で評判の古市健治ブリーダーについて
三重県鈴鹿市で評判の「古市健治ブリーダー」が取り扱っている犬の種類は柴犬、豆柴です。
以前までは紀州犬も取り扱っていましたが大型犬に近い中型犬ともあり、体力的にも飼育していくのが難しい為、現在は繁殖犬雄8頭、雌30頭の柴犬・豆柴を取り扱っています。
古市健治ブリーダーが取り扱っている犬種をお探しの際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ブリーダー概要
犬舎名 | 鈴鹿の邑苑(すずかのゆうえ) |
動物取扱業登録番号 | 鈴販第19-3 |
登録年月日 | 2007/04/12 |
有効期限の末日 | 2027/04/11 |
動物取扱業責任者 | 古市健治 |
所在地 | 三重県鈴鹿市伊船町921-1 |
連絡先 | TEL:080-5298-6353 mail:suzusato@mecha.ne.jp |
ブリーダー職に就いた経緯
ブリーダー職に就いた経緯をお伺いしたところ、家の番犬として紀州犬を飼育したことが犬とのふれあいの始まりで、それから展示会に出品したことにより、よりよい血統の犬を繁殖していくことも目標にブリーダー職の道に進んだとのことです。
また家の近くでブリーダーをされている方の犬舎が近いこともあり、ある日、その犬舎の大事なお客様の柴犬7頭を管理させていただく機会があったそうです。
その管理していた柴犬が非常に素晴らしく、展覧会でも上位入賞をしておりました。
その後、管理させていただいたお客様の諸事情により、古市健治ブリーダーのもとで全て引き取ることになり、その柴犬の血統を大事に繁殖していると仰っておりました。
古市健治ブリーダーの想い
ブリーダーとしての想いを古市健治ブリーダーに伺ったところ、よりよい血統を引き継ぎ繫殖させていくこと。また展覧会での入賞を目指していくとのことでした。
展覧会では公益社団法人日本保存会の全国展覧会に出陳しており、昨年の2022年12月に開催された117回全国展覧会では柴犬の雄・雌の部でそれぞれ入賞を果たしており、今後も出陳していきたいとのことでした。
日本犬保存会の展覧会について
公益社団法人の日本保存会についてご紹介していきます。
日本保存会は天然記念物の日本犬についての調査研究し、犬籍簿を整備し、保護・繁殖及び体型能力の向上と改良発達を図り、各種使役に対する利用を増進する等の事業を行っています。
天然記念物日本犬によって国文化の向上を目的としています。
日本犬とは古くから日本にする在来犬種のことであり、日本犬保存会が日本犬として指定している犬種が「柴犬」「紀州犬」「四国犬」「北海道犬」「甲斐犬」「秋田犬」の6犬種でそれぞれ国の天然記念物にもなっています。
日本犬保存会が主催している展覧会(支部展・連合展)は支部の置かれている各都道府県で春と秋の年2回開催されており、全国大会とも言われる「日本犬全国展覧会」(全国展)は各支部の持ち回りで毎年秋に開催されています。
ちなみに昭和7年に開催された第一回日本犬全国展覧会では特別招待犬として秋田犬の忠犬ハチ公が参加していたそうです。
古市健治ブリーダーはこの日本犬保存会の支部展覧会・連合展展覧会・全国展展覧会において8回連続優良1席(連続受賞時、1度も棄権なし)を受賞しています。
またこの日本犬保存会に所属して以降、毎シーズン展覧会に参加しており、入賞確率は50%という功績を残されています。
展覧会の見学は一般の方も無料で見学できるそうなので、日本犬が好きな方やご興味がある方は見学へ行かれてはいかがでしょうか。
犬舎・ブリーダーとしてのアピールポイント
古市健治ブリーダーの犬舎やブリーダーとしてのアピールポイントは広大で自然豊かな土地に犬舎を構え、犬にとってストレスの少ない環境づくりを心掛けています。
1つのサークル(横幅1.5m、奥行6m)に1頭ずつ飼育できるスペースが15個設置されています。
サークルの隙間から手を入れても嚙まれない工夫を施し、小さい犬に対しては風除けを設置したり、寒い冬の時期でも太陽があたるように温度の管理もするなど様々な工夫されています。
また良い柴犬の90%以上は母犬の影響といっても過言ではないと古市健治ブリーダーは話しており、販売する前の30~50日は母犬と子犬を一緒に過ごす時間を作り、のびのびと遊ばせることにより、ストレスを与えない環境を作っています。
その為、古市健治ブリーダーの犬舎では素晴らしい雌犬を揃えております。
古市健治ブリーダーの取り扱い犬種について
古市健治ブリーダーの取り扱いのある犬種は柴犬・豆柴となっており、繁殖犬の雄8頭、雌30頭、引退犬10頭ほどを飼育されています。
柴犬・豆柴の違いについて
犬が好きな方は柴犬、豆柴どちらも聞いたことがあると思いますが、ここではその違いについてご説明したいと思います。
大きな違いとしては「成犬の体の大きさ」です。
豆柴は独立犬種として認められているわけではなく、柴犬から派生しているのではっきりとした大きさの規定はありませんが、標準的な柴犬の体高(四つ足がついた状態で立った時の地面から背中までの高さ)は雄が38~41cm、雌が35~38cmです。
体重においては雄が8~11kg、雌が7~10㎏とされています。
それに満たない柴犬が豆柴と位置付けられており、平均的なサイズが体高30~30.2cm、体重が4~6kgほどと言われています。
毛色に関しては柴犬、豆柴ともに赤、白、黒、赤胡麻、黒胡麻と同じ種類となっており、性格に関してもどちらも同じ様な性格で大きな違いはありません。
柴犬・豆柴の特徴(性格)
柴犬は日本犬の中で唯一の小型犬種となっています。
6種類の犬種の中でも最も人気が高く現在、日本で飼育されている日本犬種の80%ほどを占めているのがこの柴犬ですので、飼育数の多い中で古市健治ブリーダーは展覧会で8回連続入賞を果たしていることは素晴らしい功績を残されていると感じました。
古市健治ブリーダーに柴犬・豆柴の性格をお伺いしたところ、柴犬は飼い主にとても忠実で賢く、従順でしつけもしやすいとのことです。
また清潔好きな一面もあるので、他の犬種よりも病気にかかりにくい為、初めて犬を飼う人にはおすすめだと仰っていました。
あまり吠えるようなことはありませんが、警戒心が強いこともあり、1度恐怖を感じたときにはずっと吠えてしまうこともあるので注意が必要とのことです。
飼育時のポイント
古市健治ブリーダーに飼育時のポイントをいくつかお伺いしたのでご紹介していきます。
1日の散歩量
まず1日の散歩量についてですが、室内飼いの場合で1㎞の距離をおよそ10分間、これを朝と夕方の1日2回の合計2㎞の散歩が目安とのことです。
外で飼育している犬に関しては1日2㎞の散歩量でなくても大丈夫ですが、ストレスや肥満の原因にもなり、犬との信頼関係を築くためにも1日2回の散歩の習慣は必要とのことです。
おすすめのフード
次におすすめのフードについてですが、犬の健康維持のためにも値段は少し高くなってしまいますが、質の良いフードを与えることが大切とのことです。
色々なフードがある中でおすすめしていただいたフードが、ロイヤルカナン社の「柴犬専用フード」とベッツ・チョイス・ジャパン社の「セレクトバランス」です。
ロイヤルカナン社のフードは柴犬専用のフードを取り揃えており、子犬用・成犬用・高齢犬用など柴犬の年齢によっても種類があります。
フードの成分に関しても健康的な皮膚と被毛の維持の為、DHAをはじめEPA・ルリチシャ油など独自のバランスを配合しています。
また腸内環境にも配慮しており消化性の高いたんぱく質を配合、さらに体重維持するために適正のカロリー量を調整しており、柴犬の健康を維持していくのに最適のフードとのことです。
ベッツ・チョイス・ジャパン社のセレクトバランスはこちらも皮膚と体の健康維持するための質の高いフードです。
全体的に低カロリーなので太りにくく、また原材料はチキンやサーモンを使用しており、グレインフリーと穀物類不使用なので、豊富なたんぱく質を含み、消化性も高くなっているので、ロイヤルカナン社のフードと変わらない、健康に配慮されたフードとなっています。
飼育環境
次に飼育環境についてですが、室内と屋外どちらでも飼育することは可能ですが、部屋の広さ、柴犬の大きさによっては屋外での飼育が望ましいとのことです。
現在はおよそ7割もの方が室内で飼育されておりますが、室内の場合だと、小さいお子さんがいる家庭では犬との接し方が難しかったり、家具が多く部屋の間取りが狭かったりすると、過度なストレスを与えてしまい、体調不良や精神状態も不安定になることもあります。
その為外で飼育したほうが広々とした空間で生活でき、日の光や風など自然を体感できることもあるので外での飼育が望ましいです。
室内での飼育をする際は、静かなところでもゆっくりくつろげるスペースの確保をしたり、床がフローリングであれば滑りやすくケガの要因にもなるので絨毯を敷いて対策するなど、犬が生活しやすい環境づくりができれば問題はないとのことでした。
また飼い始めは可愛いからと必要以上に構ってしまうことがありますが、ストレスが原因で胃腸炎なるケースもあるので、30分だけ遊んだら休ませあげるなど時間を決めてメリハリのある接し方を心掛けてほしいとのことです。
これまでのポイントとしてまとめると、「しっかり運動して、しっかりごはんを食べて、しっかり休ませてあげる」この3点が柴犬を飼育していく中で大切なことになります。
柴犬の性格上、飼い主に忠実でかつ賢く従順であるので、最初に良いことをしたら褒め、悪いことは叱るなど、躾をしっかりすることがとても重要です。
また柴犬は集団での上下関係には敏感でもあるので、甘やかしてしまう、甘噛みした時に怒らないなど、躾が出来ていないと、上下関係が構築できず、飼い主を下にみてしまい言うことを聞かなくなってしまうので注意が必要とのことでした。
換毛期の適切な処理方法
柴犬の換毛期は春と秋の年に2回ありますが、基本的には春先の換毛期に1回シャンプーし定期的にブラッシングをすれば大丈夫とのことです。
外での飼育で汚れてしまったり、換毛期の抜ける毛が気になる方は春と秋にシャンプーをしてもいいかと思います。
室内で飼育されている方でシャンプーが難しい場合はタオルに水を含ませて固く絞り、身体を拭いてあげ、その後ブラッシングをすると換毛期の毛をしっかりとることできるそうです。
最近ではペットショップや動物病院などにもトリミング施設を設けている所が増えていますが、飼い主自身がシャンプーやブラッシングをすることがスキンシップになり、犬との信頼関係を深めることができますので、大変だと思いますが、是非ご自身でシャンプーやブラッシングをしてほしいとのことでした。
古市健治ブリーダーが販売中の子犬情報について
現在古市健治ブリーダーが販売中の子犬情報です。
気になる子がいたら是非お問い合わせしてみてください。
見学・問い合わせ方法・アクセス
お車で来られる場合は東名阪鈴鹿ICより、1.4㎞車で4分ほどのところにございます。
見学お問い合わせ時に古市健治ブリーダーまでご確認ください。
・見学
子犬の見学に関してですが、前もって連絡していただければいつでも対応致します。
できる限り訪問予定の前日までには連絡をください。
春・秋の展覧会開催期間中の日曜日は展覧会に出かけていますので、その時は対応できないおそれがあります。
・その他
問い合わせや引き渡し後のアフターフォローに関しては電話・メール・Facebookから対応させていただきます。
※お問い合わせいただく際は「honestyブログを見た」とお伝えください。
三重県鈴鹿市で評判の「古市健治ブリーダー」の実際の口コミ
古市健治ブリーダーから譲り受けた方からの口コミを紹介していきます。
古市さんの仔たちはみんな元気いっぱいでしっかりと愛情を受けて育っているなと感じました。
この度は豆柴ちゃんを迎え入れ毎日一緒楽しい時間を過ごしています!
古市さんもとっても話しやすく出会いに感謝です!
古市さんがとても話しやすく丁寧ですぐにこの人から飼おうと決めました。
見学の時も丁寧に説明してくれて安心しました。
迎え入れてから慣れるまでには少し時間がかかるだろうと思ってました、帰った当日から家の中を走り回ってます。
とてもかわいい柴犬ちゃんをお迎え出来て毎日がとても楽しいです!
こんなにかわいい仔に出会わせていただきありがとうございました。
家族皆とても喜んでいます!
三重県鈴鹿市で評判の古市健治ブリーダーがおススメ!!
取材を通して古市健治ブリーダーはお知り合いの方から柴犬を引き継ぎ、その柴犬の血統を大事に管理し繁殖しており、責任感が強く優しい方だと感じました。
日本犬保存会の展覧会にも出陳し8年連続で入賞するなど、数多くの功績を残されていることから、食事や運動、睡眠など細かい健康管理やきちんとした躾をされていることがわかります。
古市健治ブリーダーの管理がしっかりしているので、引き渡し後も新しい環境にもすぐに馴染んでいるようですし、アフターフォローが早く、丁寧な対応もされていますので、飼い主さんも安心して飼育ができますね。
三重県近隣にお住まいの方や柴犬・豆柴に興味をお持ちの方は一度問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
気になる子がいましたら、是非下記よりお問い合わせをしてみてはいかがでしょうか?
※お問い合わせいただく際は「honestyブログを見た」とお伝えください。