2020年 G2京都記念 有力データ
国内外の春のG1に向けて、京都記念を始動戦にすることが多いです。3月末のドバイ国際競争や4月のクイーンエリザベス2世Cなどが上げられます。
創設は1942年で5歳以上のハンディキャップ競争として開催されていました。当初は京都競馬場で芝・3,500mを舞台に春と秋の2回行われていました。始動戦として有力古馬が参戦し始めたのが1994年の負担重量の変更からです。
賞金
1着:6,200万円
2着:2,500万円
3着:1,600万円
4着:930万円
5着:620万円
レースの売上
2018年:62億9505万円
2017年:48億4680万円
2016年:54億0419万円
2015年:52億6355万円
2014年:61億7933万円
2013年:41億6804万円
2012年:44億592万円
2011年:50億2094万円
京都競馬場へのアクセス
交通手段
・京阪電鉄淀駅下車徒歩2分
・JR山崎駅からバスで約20分
・阪急電鉄西山天王山駅からバスで約15分
開催年によって混雑度にばらつきがあるレースとなっています。公共の交通機関の利用をオススメします。参考として同競馬場で開催されるG1天皇賞春は約65,000人、アーモンドアイの2018秋華賞は44,000人でした。
入場料:200円
開門:時間9時00分(混雑状況などにより変更あり)
発売:原則として9時30分から(前日発売は17時00分まで)
※一部の投票所では9時20分から発売
現地で競馬を100倍楽しむためのグッズを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
京都競馬場指定席
現地で観戦しようと思う人へ簡単に指定席について調べ、オススメをピックアップしました。
ラウンジシート 当日発売
屋内席と屋外席があり、屋内席はコンセントがついています。
屋外席にコンセントはなく自由席になりますが、晴れてる日は屋外席の方が臨場感が味わえます。
Lーテーブル ネット予約
テーブル単位の発売となり2名から4名で席をとれます。
友人や家族での利用が理想的です。
※ネット予約は会員制になるので事前に登録が必要になります。
周辺駐車場料金2,000円
(パークウインズ時(場外発売時)1,000円)
注記:京都競馬場では駐車場タイムサービスがあります。詳しくは 京都競馬場 駐車場タイムサービスのお知らせをご覧ください。
・JRA直営駐車場のほかに民間駐車場もあります。
・駐車台数は8,000台とのことです。G1dayは周辺の道路が渋滞するので、なるべく公共交通機関をおすすめします。
コース紹介
京都・芝2,200m
1コーナーまでにポジションが決まりやすく、そのままの隊列でレースが進むことが多いです。3コーナーからは下り坂になり、ペースが速まる傾向にあります。そのペースのままゴールまで長く脚を使える馬が好走しやすい傾向にあります。他にはない特殊なコースとなっているので、京都のみに超適正がある馬が実績のある馬を負かすこともあるのが面白いところでもありますね。
データで見る傾向と対策
配当
年度 | 単勝 | 馬連 | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
2018 | 1,050円 | 2,830円 | 6,760円 | 1,260円 | 16,450円 |
2017 | 440円 | 3,620円 | 6,090円 | 1,880円 | 16,070円 |
2016 | 920円 | 2,880円 | 5,690円 | 8,020円 | 45,480円 |
2015 | 880円 | 3,040円 | 5,900円 | 2,940円 | 24,210円 |
2014 | 3,430円 | 4,270円 | 13,700円 | 7,420円 | 81,540円 |
2013 | 920円 | 2,380円 | 5,570円 | 3,130円 | 25,280円 |
2012 | 1,450円 | 1,580円 | 4,810円 | 1,730円 | 18,600円 |
2011 | 240円 | 1,120円 | 1,650円 | 1,020円 | 5,390円 |
2010 | 150円 | 1,320円 | 1,670円 | 840円 | 3,980円 |
2009 | 890円 | 850円 | 2,380円 | 9,570円 | 55,520円 |
3連複より馬単の方が高くつくことが多い珍しいレースです。人気馬がしっかり結果を残しつつ、1着にはちょい穴馬がひょっこりしてる感じですね。予想が難しい割に配当が安めなのがおいしくないと言えるでしょう。
人気
単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 7-3-3-7 | 35.0% | 50.0% | 65.0% |
2番人気 | 2-4-4-10 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
3番人気 | 4-5-4-7 | 20.0% | 45.0% | 65.0% |
4番人気 | 1-4-2-13 | 5.0% | 25.0% | 35.0% |
5番人気 | 1-2-1-16 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
6~9番人気 | 4-2-4-70 | 5.0% | 7.5% | 12.5% |
10番人気以下 | 1-0-2-58 | 1.6% | 1.6% | 4.9% |
単勝オッズ | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1.9倍以下 | 5-1-2-3 | 45.5% | 54.5% | 72.7% |
2.0~2.9倍 | 1-3-2-1- | 14.3% | 57.1% | 85.7% |
3.0~4.9倍 | 3-2-5-12 | 13.6% | 22.7% | 45.5% |
5.0~7.9倍 | 2-8-3-12 | 8.0% | 40.0% | 52.0% |
8.0~14.9倍 | 6-2-3-21 | 18.8% | 25.0% | 34.4% |
15.0~19.9倍 | 0-3-0-15 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
20.0~49.9倍 | 2-1-3-37 | 4.7% | 7.0% | 14.0% |
50.0倍以上 | 1-0-2-80 | 1.2% | 1.2% | 3.6% |
1着の複勝率が65%と安定しています。上位人気総崩れという展開はなかなかないレースです。
3連単1頭軸マルチで10年購入すると
ここでは3連単を1頭軸マルチで購入した結果を報告します。購入ルールとして軸は1番人気、相手7頭は人気順(2〜8番人気)、点数は126点の1点100円。以下10年分の結果です。
年度 | 決着順 | 結果 | 購入額 | 払い戻し | 累計 |
2009 | 3-1-9人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | -12,600 |
2010 | 1-3-2人気 | 的中 | 12,600 | 3,980 | -21,220 |
2011 | 1-5-2人気 | 的中 | 12,600 | 5,390 | -28,480 |
2012 | 5-1-2人気 | 的中 | 12,600 | 18,600 | -22,430 |
2013 | 6-3-2人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | -35,030 |
2014 | 6-2-4人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | -47,630 |
2015 | 3-4-2人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | -60,230 |
2016 | 6-3-4人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | -72,830 |
2017 | 3-5-1人気 | 的中 | 12,600 | 16,070 | -69,360 |
2018 | 4-3-1人気 | 的中 | 12,600 | 16,450 | -65,510 |
的中率は5割、プラスになったのが3レースでした。どのレースも大きな配当はつかなかったので大幅にマイナスの数値となってしまいました。
血統
種牡馬 | 着度数 | 勝率 回収率 |
複勝率 回収率 |
ディープインパクト | 14-11-17-66 | 13.0% 108.3% |
38.9% 92.8% |
キングカメハメハ | 8-9-6-52 | 10.7% 109.9% |
30.7% 88.9% |
ハービンジャー | 8-8-5-52 | 11.0% 104.8% |
28.8% 79.3% |
ルーラーシップ | 3-1-2-12 | 16.7% 61.7% |
33.3% 67.8% |
ダイワメジャー | 3-0-0-12 | 20.0% 977.3% |
20.0% 163.3% |
出走予定馬
馬名 年齢 性別 騎手 調教師
パフォーマプロミス 牡7 福永祐一 藤原英昭
マカヒキ 牡6 岩田康誠 友道康夫
ステイフーリッシュ 牡4 藤岡祐介 矢作芳人
タイムフライヤー 牡4 和田竜二 松田国英
ダンビュライト 牡5 松若風馬 音無秀孝
ノーブルマーズ 牡6 高倉綾 宮本博
ハートレー セン6 川田将雅 手塚貴久
ダッシングブレイズ 牡7 松山弘平 斉藤崇史
ケントオー 牡7 幸英明 西橋豊治
ブラックバゴ 牡7 池添謙一 斎藤誠
カフジプリンス 牡6 坂井瑠星 矢作芳人
アクションスター 牡9 未定 和田勇介
2018年優勝馬
クリンチャー
調教師:宮本博(栗東) 馬主:前田幸治
血統
ディープスカイ アグネスタキオン
アビ
ザフェイツ ブライアンズタイム
ミスシャグラ
動画
2017年:サトノクラウン
2016年:サトノクラウン
2015年:ラブリーデイ
2014年:デスペラード
2013年:トーセンラー
2012年:トレイルブレイザー
2011年:トゥザグローリー
2010年:ブエナビスタ
2009年:アサクサキングス
2008年:アドマイヤオーラ
筆者コメント
古馬の走りが非常に楽しみな1戦ですね。コース適性のあるマカヒキ、パフォーマプロミスの2頭が強そうですが、4歳のステイフーリッシュにも期待しています。鞍上は昨年の覇者であるクリンチャーに騎乗していた藤原勇介騎手であり、京都記念杯でコース適性も明らかになっているので、相性的には最高です。目標を大阪杯に設定しているようなので、重要な1戦となっています。
コメントを残す