2019 G1皐月賞有力データ
クラシックの1冠目、G1皐月賞が4月14日(日)に中山競馬場で開催されます。クラシック三戦の中で「最も速い馬が勝つ」といわれるこのレース、たしかに最近では皐月賞の勝ち馬がその後ダービーと菊花賞に参加しないことも多く、また皐月賞好走馬のペルシアンナイト、キングヘイローなども古馬になってからの主戦距離はマイルになっていますので、この速い馬が勝つというイメージがわかりやすいと思います。
賞金
1着:1億1,000万円
2着:4,400万円
3着:2,800万円
4着:1,700万円
5着:1,100万円
レースの売上
2018年 178億3,337万
2017年 188億7,350万
2016年 186億4,631万
2015年 168億3,778万
2014年 174億3,005万
2013年 161億6,182万
2012年 169億3,693万
2011年 151億3,553万
中山競馬場へのアクセス
・JR西船橋駅からバスで約15分、徒歩で30分。
・JR船橋法典駅から専用地下道(動く歩道設置)で徒歩約10分。
・京成東中山駅からはバスで約10分、徒歩で約20分。
間違いなく混み合います。気合を入れて前日から早く行くか、大人しく公共交通機関を利用しましょう。
入場料:200円
開門:時間9時00分(混雑状況などにより変更あり)
発売:原則として9時30分から(前日発売は17時00分まで)
※一部の投票所では9時20分から発売
現地で競馬を100倍楽しむためのグッズを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
中山競馬場指定席
現地での観戦を考えている人は指定席も一度考えてみてはいかがでしょうか。意外と知らない人が多いですが、一度行ってみることをオススメします。
A-Seat(スタンド3階)
2人掛けで指定席の中では一番ゴール板に近い席となっています。7インチのモニターとコンセントが各席に設置されているので、不便を感じることもありません。一番熱くなれる席であることは間違いありません。ネット予約だけではなく当日発売もしています。
K-Seat【+i】(スタンド3階)
1人掛けの席でありながらかなりゆったりとした広さを持っています。各席にi-Seat端末が設置されており、ICカードを利用してキャッシュレスで投票することができます。馬券購入に立ち上がる必要もないので、終日楽しんでも疲れることも少ないでしょう。また。レース実況やパドック動画、オッズや馬体重などの競馬に関する基本情報や投票に役立つ情報を自分の席で全てチェックすることができるので、最高の休日を過ごすことができると思います。
周辺駐車場情報 料金2,000円
※パークウインズ時(場外発売時)1,000円
JRA直営駐車場のほか民間駐車場があります。
駐車可能台数は1,200台。車で行く=停められる とは限らないので注意が必要です。また、周辺の道路が超混雑するので、公共交通機関のご利用を強く強くおすすめいたします。JRA直営駐車場のほかに民間駐車場もあります。
コース紹介
中山 芝・2,000m
中山の2,000mは弥生賞と同じコース、スタートからすぐに登り坂に入りそのままコーナーに入ります。4つのコーナーと直線の距離が310mという小回りを求められるコースですので、ここでいかにスピードを保ちながら前へつけられるかだ重要となります。
データで見る傾向と対策 過去10年分
配当
年度 | 単勝 | 馬連 | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
2018 | 1,450円 | 12,880円 | 23,570円 | 53,410円 | 372,080円 |
2017 | 2,240円 | 8,710円 | 20,720円 | 176,030円 | 1,064,360円 |
2016 | 3,090円 | 6,220円 | 17,680円 | 6,000円 | 70,390円 |
2015 | 460円 | 790円 | 1,530円 | 3,110円 | 12,360円 |
2014 | 510円 | 920円 | 1,900円 | 7,690円 | 33,490円 |
2013 | 370円 | 840円 | 1,750円 | 1,210円 | 5,920円 |
2012 | 710円 | 1,220円 | 3,190円 | 2,050円 | 12,620円 |
2011 | 1,080円 | 1,260円 | 3,740円 | 9,220円 | 55,450円 |
2010 | 230円 | 1,260円 | 1,920円 | 11,410円 | 35,220円 |
2009 | 610円 | 11,940円 | 18,390円 | 67,600円 | 390,930円 |
3連単1頭軸マルチで10年購入すると
ここでは3連単を1頭軸マルチで購入した結果を報告します。購入ルールとして軸は1番人気、相手7頭は人気順(2〜8番人気)、点数は126点の1点100円。以下10年分の結果です。
年度 | 決着順 | 結果 | 購入額 | 払い戻し | 累計 |
2009 | 3-8-4人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | -12,600 |
2010 | 1-6-11人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | -25,200 |
2011 | 4-1-8人気 | 的中 | 12,600 | +55,450 | +17,650 |
2012 | 4-2-3人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | +5,050 |
2013 | 1-2-3人気 | 的中 | 12,600 | +5,920 | -1,630 |
2014 | 2-1-8人気 | 的中 | 12,600 | +33,490 | +19,260 |
2015 | 3-2-4人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | -6,660 |
2016 | 8-3-1人気 | 的中 | 12,600 | +70,390 | +51,130 |
2017 | 9-4-12人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | +38,530 |
2018 | 7-9-8人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | +25,930 |
10年で4回の的中と配当の大きさから、珍しくこの企画もプラスで終了できました。1番人気の勝率が思ったより低いことは意外です。単勝の値段を見ても高配当が多いので、イメージとしては上位人気の能力拮抗のイメージでがもたれます。
枠
枠順 | 着度数 | 勝率 | 複勝率 |
1枠 | 2-2-3-31 | 5.3% | 18.4% |
2枠 | 2-4-0-34 | 5.0% | 15.0% |
3枠 | 2-2-2-34 | 5.0% | 15.0% |
4枠 | 3-1-3-33 | 7.5% | 17.5% |
5枠 | 0-4-3-33 | 0.0% | 17.5% |
6枠 | 3-1-4-32 | 7.5% | 20.0% |
7枠 | 4-3-3-48 | 6.9% | 17.2% |
8枠 | 4-3-2-49 | 6,9% | 15.5% |
枠順の有利不利に関しては,中山コースで小回りの効く内枠が有利と思いきや、あまり差がありません。最初のコーナーまでの直線が短いのでいかにスタートでいいポジションを取れるかが重要だと思っているので、枠より脚質を重視したいと思います。
人気
単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 5-4-3-8 | 25.0% | 45.0% | 60.0% |
2番人気 | 2-4-4-10 | 10.0% | 30.0% | 50.0% |
3番人気 | 2-2-4-12 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
4番人気 | 2-1-2-15 | 10.0% | 15.0% | 25.0% |
5番人気 | 1-0-0-19 | 5.0% | 5.0% | 5.0% |
6〜9番人気 | 6-6-4-64 | 7.5% | 15.0% | 20.0% |
10番人気以下 | 2-3-3-166 | 1.1% | 2.9% | 4.6% |
1〜3番人気の成績が安定していることから軸馬を選ぶなら上位で決めたいですが、ここ最近は6番人気以下が多く来ているのも考慮して2頭軸で買うのも面白いかもしれません。5番人気の成績がかなり悪いのも特徴です。
脚質
脚質 | 着度別数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 2-1-2-19 | 8.3% | 12.5% | 20.8% |
先行 | 5-7-5-59 | 6.6% | 15.8% | 22.4% |
差し | 13-8-10-124 | 8.4% | 13.5% | 20.0% |
追込 | 0-4-3-92 | 0.0% | 4.0% | 7.1% |
逃げ・先行と中山コースらしい脚色が有利ということがわかります。最後の直線も短いため後方脚質の成績は低いので、ポジション取りしやすい前の馬から軸馬を選びたいです。差し馬でも中段8番手あたりからだと馬券に絡む事も多いので、差し馬を減点する理由はなさそうです。
出走予定馬
1アドマイヤマーズ 牡3 57.0 Mデムーロ 友道
2サトノルークス 牡3 57.0 池添 池江
3ファンタジスト 牡3 57.0 武豊 梅田
4ダノンキングリー 牡3 57.0 戸崎圭 萩原
5ランスオブプラーナ 牡3 57.0 松山 本田
6クラージュゲリエ 牡3 57.0 横山典 池江
7ヴェロックス 牡3 57.0 川田 中内田
8ニシノデイジー 牡3 57.0 勝浦 高木
9メイショウテンゲン 牡3 57.0 三浦 池添兼
10シュヴァルツリーゼ 牡3 57.0 石橋脩 堀
11ラストドラフト 牡3 57.0 シュタル 戸田
12サートゥルナーリア 牡3 57.0 ルメール 角居
13ブレイキングドーン 牡3 57.0 福永 中竹
14ダディーズマインド 牡3 57.0 未定 青木
15クリノガウディー 牡3 57.0 藤岡佑 藤沢則
16タガノディアマンテ 牡3 57.0 田辺 鮫島
17アドマイヤジャスタ 牡3 57.0 岩田康 須貝
18ナイママ 牡3 57.0 柴田大 武藤
2018年優勝馬
エポカドーロ
調教師:藤原英昭 (栗東) 馬主:ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
血統
父オルフェーブル ステイゴールド
オリエンタルアート
母ダイワパッション フォーティナイナー
サンルージュ
動画
2018年:エポカドーロ
2017年:アルアイン
2016年:ディーマジェスティ
2015年:ドゥラメンテ
2014年:イスラボニータ
2013年:ロゴタイプ
2012年:ゴールドシップ
2011年:オルフェーブル
2010年:ヴィクトワールピサ
2009年:アンライバルト
筆者コメント
競馬ファンとしては、やはりクラシックが始まると胸が熱くなってきますね。去年と一昨年は荒れに荒れて散々な思いをしましたが、今となっては2017年の皐月賞のアルアインとペルシアンナイトの1.2着の結果に納得できますね。今年はどの馬がこの皐月賞から競馬界を盛り上げてくれるのか楽しみです。注目馬はなんといってもサートゥルナーリアの1強ムードが漂っていますが、個人的には弥生賞馬のメイショウテンゲンがなにか起こしてくれることに期待しています。
追記
枠順が決まり、1番人気サートゥルナーリアは6枠12番、ダノンキングリーは2枠4番に入りました。金曜の段階ではサートゥルナーリアが単勝オッズ2倍、ダノンキングリーが単勝オッズ4.9倍になっていますが、サートゥルナーリアがタイム上では今まで良いタイムを出していないことから、ダノンキングリーのオッズは更に下がると見込まれます。この2頭を軸馬にする人も多いと思います。サートゥルナーリアの調教では現在絶好調のシャケトラを圧倒したことからポテンシャルが高いのは間違いないでしょう。
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