今回は沖縄県名護市で評判の「長沢志津子(ながさわしづこ)ブリーダー」を取材させていただきました。
名護市は沖縄本島北部に位置している都市で、中心市街は名護湾に臨み、その後ろには多くの山地がそびえるとても自然豊かな町です。
また、国や県の出先機関も多く2000年にはG8の主要国首脳会議(九州・沖縄サミット)の開催地にもなりました。
商業・漁業も活発な町で名桜大学が開学するなど多方面で変貌を遂げている町でもあります。
自然豊かな町で育った愛嬌たっぷりのフレンチブルドックに取材をしていて心を奪われてしまいました。
そんな長沢志津子ブリーダーの愛情を一心に受けた、フレンチブルドッグをお探しの方は是非最後までお付き合いください。
Contents
沖縄県名護市で評判のブリーダー「長沢志津子ブリーダー」について
沖縄県名護市宇茂佐の森で評判の長沢志津子ブリーダーは、フレンチブルドッグを専門としている「ぶる処 長商店」で成犬9頭、子犬3頭の全12頭とともに活動されています。
ブリーダー概要
犬舎名 | ぶる処 長商店 |
動物取扱業登録番号 | 繁殖、販売、保管 沖動販第1229号 |
登録年月日 | 令和4年5月26日 |
有効期間の末日 | 令和9年5月25日 |
動物取扱責任者 | 長沢志津子 |
所在地 | 〒905-0009 沖縄県 名護市 宇茂佐の森 3-20-5 |
連絡先 | TEL:080-1754-6258 |
ブリーダー職についた経緯
長沢志津子ブリーダーにこの職についた経緯についてお伺いしたところ、元々は長沢志津子ブリーダーの妹さんがフレンチブルドックを飼っていたそうです。
そして妹さんが諸事情により飼うことが困難になってしまった為、縁があって引き取ることになったと仰っていました。
そこからもう1匹ほしいなぁとなりもう1匹・・・となるうちに、だったら「ブリーダーとしてやるぞ!」となったそう。
いちから勉強し資格を取得されていて、とても行動力がある方だなと感じました。
なぜこの犬種・フレンチブルドックだったのか
次になぜフレンチブルドックを専門に扱うことになったのかお伺いしたところ、最初に飼ったのがフレンチブルドックだったというのも大きいそうですが「なんだかわからないけど惹かれるものがあってフレンチブルドックにとりつかれてしまった」と仰っていました。
筆者も実際フレンチブルドックと初めて接した時の事を長沢志津子ブリーダーと話をさせていただきました。
とても愛嬌があって甘えん坊な表情豊かなワンちゃんだったなぁと思い出し、話をさせていただく中で、長沢志津子ブリーダーがおっしゃっている「なんだかわからないけど惹かれるもの」というのは愛嬌や表情の部分などではないかと感じました。
フレンチブルドックの特徴
フレンチブルドックを専門に扱う長沢志津子ブリーダーに、フレンチブルドックの特徴を3つお伺いしました。
- 耳
- しっぽ・鼻の短さ
- 柄
とのことでした。
フレンチブルドックはパグやテリアの交配で誕生した犬種です。
がっしりとした体つきで、長沢志津子ブリーダーも特徴の2番目にあげてくださっていますが極めて鼻が短い中型犬になります。
尾も鼻と同じで極めて短く、振る事はほとんどできませんが、先に述べさせていただいた筆者があったフレンチブルドックは全力で振ってるんだなと分かる勢いで振っていました。
さらにもう1つの特徴の「耳」に関しては「こうもり耳(バット・イヤー)」と呼ばれ、付け根の幅、両耳の間隔が広くこうもりの羽の様な見た目からその名がつきました。
仔犬のうちはまだ耳は立っていなく徐々に耳が立ってくるようで、取材時(2023年1月18日現在)で長沢志津子ブリーダーが販売中の仔犬の中でもまだお耳が立つ前の子もいました。
毛色としては「パイド」「ブリンドル」「クリーム」「フォーン」の4色が標準色となっておりここではその4色を紹介させていただきます。
一口にフレンチブルドックと言っても、様々な毛色、個体差はありますが、基本的に「人懐っこく」「甘えん坊」の家族愛がとても強い犬種です。
後に紹介しますが、暑さ寒さには弱く体温調節が苦手なワンちゃんとなるので、室内飼いがおすすめです。
また運動が苦手の為、運動のしすぎや、はしゃぎすぎると酸欠になりやすいので注意しましょう。
フレンチブルドックを飼育する際のポイント
長沢志津子ブリーダーにフレンチブルドックを飼育する際のポイントを伺いました。
フレンチブルドックを探している方、興味のある方はこの3つは抑えると良いかもしれません。
1日の散歩量
長沢志津子ブリーダーに1日の散歩量を伺ったところ、フレンチブルドックは一般的な犬種の中でも散歩量は少なくていいそうです。
特徴の部分でも少し触れましたが、フレンチブルドックは運動が苦手の為「運動」としての散歩は必要ないとの事でした。
ただ、肥満になりやすい犬種でもあるので、適度に運動は必要となり1日の散歩量としては朝晩の排泄10分から15分程度が理想、とのことでした。
その際の注意が必要なのが、外気温。
暑さ寒さが苦手で体温調節が苦手な為、長時間散歩をさせると冬でも熱中症になることがあるようで「ぜぇぜぇ」と座り込んでしまうことも。
また関節が弱めの犬種ですのでワンちゃん自身の様子を見つつ、外気温をみながら散歩をしましょう。
運動の部分に関しては、室内で休ませながら遊ばせる位で十分とのことです。
おすすめのエサ
おすすめのエサとしては「ロイヤルカナン(フレンチブルドック用)」とのことです。
病院でも推奨されており、一般家庭へお引き渡し後も手軽に入手しやすく仔犬のころから馴染みのあるエサを与えてあげることでエサに対するストレスも少なくなるとの事です。
ロイヤルカナンにはフレンチブルドックに必要な成分が入っている為、涙やけもせず、体つきや毛艶も良くなっている傾向があり総合的には良いかなとのことでした。
飼育環境
さらに長沢志津子ブリーダーに飼育環境についてお伺いしたところ、大きく2つあげていただき、「段差」と「温度環境」に気を付けてほしいとのことでした。
フレンチブルドックは関節があまり強くないのもありヘルニアになりやすい傾向にあります。
個体差としてジャンプ力が弱い場合もあるので、ソファ等から降りる際にクッションマットやスロープなどで保護が出来るようにしてほしいとのことです。
温度環境については、フレンチブルドック自体が体温調節が苦手なのでエアコンでこまめに環境整えてあげたり皮膚トラブルにならないようにしてほしいと仰っていました。
換毛期の適切な処理方法
換毛期、という換毛期は特になく年間を通してフレンチブルドックは「抜けやすい」犬種になります。
どのように換毛期、毛が抜けた際の処理をしたらいいかを長沢志津子ブリーダーに伺ったところ基本はブラッシングで十分とのことです。
また固く絞ったタオルで体を拭いてあげるだけでも短い毛がタオルについてきて毛が舞うことが防ぐ効果もあり、飼い主さんとのスキンシップになるので毎日やっていただいても良いとのことでした。
また体のふきあげの際には、フレンチブルドックは顔にくしゃっと皺が寄っているのでその間の皮膚はしっかりと手入れしてあげてほしいです。
シャンプーのおすすめとしては「Tea Tree Shampoo」とのことでトリマーさんも使っている事が多く2週間に1度程度シャンプーはしてよいとの事でした。
もし皮膚トラブルが起きている場合は「マラセブ」シャンプーがおすすめですとも教えてくださいました。
初めて飼う方にも心強い情報ですね!
トリミングの有無
「トリミング」というと一般的にプードル等の毛のカットを想像する方も多いと思いますが、フレンチブルドックのトリミングは、足の肉球と肉球の間から伸びた毛のカットや爪のカット、耳の掃除や肛門腺のお掃除とのことでした。
自宅でのケアご困難な場合はトリミングサロンに連れて行って衛生面を保ってあげましょう。
フレンチブルドックを飼育する際の注意点
先の紹介でも何度か触れましたがフレンチブルドックは体温調節が苦手なため「室内飼い」をお願いしているとの事。
また、お洋服を着ている事も多々見かけることがありますが熱がこもってないかのチェックはしてほしいとのことでした。
そして鼻が短い犬種に多いのが「いびき」との事。
想像の範囲を超えてくることもあるので、食事面で肥満にならないようにしつつ気道をうまく確保できるようにしてあげましょう。
長沢志津子ブリーダーが現在販売中の子犬について
長沢志津子ブリーダーが現在販売中の子犬情報についてご紹介させていただきます。
可愛い子が沢山いますので、下記より一度お問い合わせをしてみてはいかがでしょうか?
気になる子がいたらぜひこちらから「honestyブログを見た」とお伝えの上お問い合わせください。
今後の夢・目標
長沢志津子ブリーダーに今後の夢・目標についてお伺いしました。
フレンチブルドックを流行りで飼う方が多く、そのあと毛の抜ける量などから保健所に連れてってしまう方がいます。流行り廃りで飼う方が減るようにしていきたいし、始めたばかりで他のベテランのブリーダーの方々には劣るところはまだまだあるがドックショー等にも積極的に参加してくことを目標としたい。
とのことでした。
何かのCMで「かわいいから飼うか!」「そのかわいい、迷惑です」という犬の気持ちを代弁したCMを見たことがあります。
流行りで飼った上で「こんなはずじゃなかった」と手放すなら犬も迷惑ですよね。
きちんとした知識、理解、環境を整えた上、長い目でみて動物を購入するということを検討してくれる人が増えることを筆者も常に考えています。
ぶる処 長商店のアピールポイント
家庭犬として長沢志津子ブリーダーの愛情をたっぷり受けたフレンチブルドックがいる「ぶる処 長商店」。
実際取材はzoomで行わせていただいたのですが、特にケージに入れずストレスなくのびのびと暮らしており、ビデオを向けた瞬間何匹かのフレンチブルドックの子が同じ方向に首をかしげてくれたのがとっても愛らしく可愛かったのが印象的でした。
取材中も何度かzoomの画面に顔を出してくれたりと、画面越しではありますが知らない人の声が聞こえても驚かないんだなぁと感じました。
またやんばる地域の大自然と澄んだ空気、近くに海があるとのことで海で遊んだりもする事もしばしばあるとか。
そしてホームページに記載もありましたが、ブリーディングとは別にペットのシッティングも行っているとのことでした。
ペットホテルは、ホテルまで連れていきお迎えに上がる、また慣れない環境で預けられるということもありますが、ペットシッティングは実際シッターが慣れた環境に伺うことで、ストレスなく過ごすことができるのが特徴です。
爬虫類に関しては要相談とのことですが、うさぎやハムスターも過去に依頼があったそうで機会があれば長沢志津子ブリーダーへ相談してみてはいかがでしょうか?
エピソード
過去に長沢志津子ブリーダーの元から巣立った子はかなりいて、お里帰りも頻繁にあるとのこと。
その中でたまに直接販売ではなくペットショップに卸すこともあり、その際にご購入された方が長沢志津子ブリーダーの犬舎を調べてご連絡をくれた事があるそうです。
1頭目のご購入の際、複数のペットショップを回っていたようで最終的に2店舗の2頭で悩んでいたとのことでした。
なんとその方が検討していたフレンチブルドックが2頭とも長沢志津子ブリーダーの所から卸した子だったそう。
そのような経緯から1頭目の子が2歳くらいに成長した段階で、今度はペットショップからではなく長沢志津子ブリーダーの元から直接お迎えをしたいと仰って下さっているそうです。
現在もその方とはSNSを通じて連絡を取り合っているそうで、長沢志津子ブリーダーの愛情をたっぷり受けた子だからこそつながった縁だなと思いました。
見学・問い合わせ方法・アクセス
那覇空港から高速を使って1時間か、名護までフェリー出来ていただきバスに乗って10分程の位置にぶる処 長商店はあります。
やや遠い場所にありますが、沖縄の旅行をしつつお迎えや見学に来ていただければと思いますと長沢志津子ブリーダーは仰っていただけました。
・見学方法
見学方法は「直接」「LINEのビデオ電話」が主になるようでお問い合わせは「ホームページ」や「Instagram」も可能とのことでした。
・アフターフォロー
アフターフォローに関しては、LINEでも電話でも対応してくださるとのことです。
些細な事から、お悩みまで何でも相談してほしいと仰っており、LINEで成長した姿の写真を送っていただけるのもブリーダーとしての喜びでもあると仰っていました。
長沢志津子ブリーダーからアフターフォローもあると初めての方でも心強いですね!
「honestyブログを見た」とお伝えの上お問い合わせください。
遠方の場合の引き渡し方法
長沢志津子ブリーダーのぶる処 長商店は沖縄にあり、もし関東近郊等でのお引渡しになる場合は必ず1度見学に来ていただき、フレンチブルドックを実際に見てお話させていただいた方のみ空輸も可能とのことでした。
長沢志津子ブリーダーは評判通りのブリーダー!
今回は沖縄県名護市宇茂佐の森で評判の長沢志津子ブリーダーを取材させていただきました。
フレンチブルドックの魅力は言葉では表しきれなく、実際に会うと長沢志津子ブリーダーがおっしゃるように何とも言えない魅力があります。
長沢志津子ブリーダーのとてもおおらかな人柄と愛情をたっぷり受けたフレンチブルドックがたくさんいるぶる処長商店。
お話していてもとっても話しやすいのが印象的でしたが、駄目なものはダメとしっかりお伝えすることもあると仰っていました。
何度も言うようですが犬も命あるもので「かわいいから」という理由では飼っては欲しくないですね。
フレンチブルドックをお探しの方は是非1度長沢志津子ブリーダーにお問い合わせしてい見てはいかがでしょうか?
ぷくっと可愛らしいフレンチブルドックと、沖縄の大自然が迎えてくれるはずです。
パイド・・・白をベースに部分的に黒い模様が入ったタイプ。模様の入り方は個性があります。パイドの子をよく見るのではないのでしょうか?
ブリンドル・・・ほとんど黒の単色にはなりますがわずかに褐色等の明るい色が入っていて胸の部分が白い縦線(エプロン)が入っている子が多いのも特徴です。
クリーム・・・白を淡くしたような、クリーム色の単色タイプ。淡い色合いが多いが濃いめのベージュに近い色まで個性は様々。
フォーン・・・やや褐色がかった茶系のカラー。濃淡はさまざまでフォーンの中でも顔だけが黒い子もいて「ブラックマスク」と呼ばれることもある。