2020年 G2東海S有力データ
東海Sは中京ダート左回り距離1,800m、4歳以上の馬によるダート重賞戦、1997年よりG2に格上げされ、それまでは東海テレビ杯 東海ウインターステークスという名称でした。施行距離は創設当初は2,200mでしたが1,800mに変更され、その為、現在ではフェブラリーSへのステップレースとして1着の馬には、優先出走権が付与されています。
賞金
1着:5,500万円
2着:2,200万円
3着:1,400万円
4着:830万円
5着:550万円
–
レースの売上
2018年:47億9,725万円
2017年:37億6,333万円
2016年:29億4,208万円
2015年:31億9,612万円
2014年:34億1,384万円
2013年:32億8,371万円
2012年:25億円6,260万円
中京競馬場へのアクセス
・(西入場門)名鉄名古屋本線・中京競馬場前駅から徒歩約10分
・(東入場門)名鉄名古屋本線・中京競馬場前駅から徒歩約45分
チャンピオンズカップの平均来場者数はおよそ3万5,000人ほどです。年間通して中京競馬場がもっとも賑わうレースなのは間違いありません。
入場料:200円
開門:時間9時00分(混雑状況などにより変更あり)
発売:原則として9時30分から(前日発売は17時00分まで)
※一部の投票所では9時20分から発売
現地で競馬を100倍楽しむためのグッズを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
中京競馬場指定席
現地で観戦しようと思う人へ簡単に指定席について調べ、オススメをピックアップしました。
UMACAシート (ツインハット6階 ラウンジフロア 税別2,500円)
UMACAと言われるICカードを購入し、キャッシュレスで競馬を楽しめるシートとなります。モニターではレースやパドック映像はもちろんJRA-VANを利用できたりとサービス面に優れていますね。
ラウンジシート (4名1組 税別10,000円)
4名様1組グループでのお客様が利用可能となり、区切られた半個室内のテーブル席で競馬をお楽しみいただけます。この席はモニターで観戦はもちろんベランダからもレースを観れるのがオススメの大きな理由です、4名様なので家族で行く人に是非。
周辺駐車場料金1,000円
(パークウインズ時(場外発売時)1,000円)
注記:JRA直営駐車場のほか民間駐車場があります。
・JRA直営駐車場のほかに民間駐車場もあります。
コース紹介
中京 ダート1,800m
中京競馬場ダート1,800mは直線距離410mと、東京競馬場に次ぐ特選距離の長さとなっております。またスタート地点が上り坂の途中からの位置となるのでペースが前半は緩みやすい傾向になります。
データで見る傾向と対策 過去10年分
配当
年度 | 単勝 | 馬連 | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
2018 | 130円 | 4,260円 | 5,530円 | 14,690円 | 49,170円 |
2017 | 260円 | 12,560円 | 17,380円 | 88,830円 | 465,440円 |
2016 | 670円 | 1,290円 | 3,010円 | 1,120円 | 8,200円 |
2015 | 250円 | 6,110円 | 7,790円 | 7,690円 | 50,080円 |
2014 | 160円 | 680円 | 830円 | 5,670円 | 15,380円 |
2013 | 660円 | 6,030円 | 10,070円 | 4,430円 | 33,790円 |
2012 | 690円 | 2,410円 | 4,940円 | 35,710円 | 159,380円 |
2011 | 480円 | 3,280円 | 5,710円 | 10,650円 | 62,720円 |
2010 | 390円 | 750円 | 1,640円 | 13,220円 | 49,090円 |
2009 | 420円 | 1,870円 | 3,480円 | 5,480円 | 28,060円 |
3連単1頭軸マルチで10年購入すると
ここでは3連単を1頭軸マルチで購入した結果を報告します。購入ルールとして軸は1番人気、相手7頭は人気順(2〜8番人気)、点数は126点の1点100円。以下10年分の結果です。
年度 | 決着順 | 結果 | 収支 | 累計 |
2018 | 1-12-5人気 | 不的中 | -12,600 | -12,600 |
2017 | 1-12-10人気 | 不的中 | -12,600 | -25,200 |
2016 | 4-2-1人気 | 的中 | -4,400 | -29,600 |
2015 | 1-9-3人気 | 不的中 | -12,600 | -42,200 |
2014 | 1-2-8人気 | 的中 | +2,780 | -39,420 |
2013 | 3-7-1人気 | 的中 | +21,190 | -18,230 |
2012 | 4-3-11人気 | 不的中 | -12,600 | -30,830 |
2011 | 2-6-5人気 | 不的中 | -12,600 | -43,430 |
2010 | 3-1-10人気 | 不的中 | -12,600 | -56,030 |
2009 | 2-3-4人気 | 不的中 | -12,600 | -68,630 |
今回の的中率は30%、その結果としは、-68,630円でした。しかし上の配当と一緒にご覧いただくと10年間での1番人気の複勝率が70%あるのがわかり、結論としては1番人気の信頼度は高いですが、同時に2桁人気馬の複勝率も高いため難解なレースと言えます。
枠
枠順 | 着度数 | 勝率 | 複勝率 |
1枠 | 3-2-2-26 | 9.1% | 21.2% |
2枠 | 3-1-3-27 | 8.8% | 20.6% |
3枠 | 3-3-4-26 | 8.3% | 27.8% |
4枠 | 4-0-2-30 | 11.1% | 16.7% |
5枠 | 3-2-2-33 | 7.5% | 17.5% |
6枠 | 0-3-1-35 | 0.0% | 10.3% |
7枠 | 2-3-4-31 | 5.0% | 22.5% |
8枠 | 2-6-2-28 | 5.3% | 26.3% |
中京の1,800mはスタートからゴールまでのコーナーの数が4つと多く、6〜8の外枠勢が不利な傾向にあります。また中京競馬場に開催してからは1〜3枠から3年連続で3着内にきていることを加味し、内枠有利、外枠不利の傾向になります。
人気
単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 6-3-3-8 | 30.0% | 45.0% | 60.0% |
2番人気 | 5-1-2-12 | 25.0% | 30.0% | 40.0% |
3番人気 | 1-7-2-10 | 5.0% | 40.0% | 50.0% |
4番人気 | 3-0-1-16 | 15.0% | 15.0% | 20.0% |
5番人気 | 2-0-2-16 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
6〜9番人気 | 2-5-6-67 | 2.5% | 8.8% | 16.3% |
10番人気以下 | 1-4-4-107 | 0.9% | 4.3% | 7.8% |
同じ中京1,800mが舞台のチャンピオンズカップでは4.5番人気の馬の成績が目立ちましたが、今回の東海Sでは4.5番人気の馬の成績は打って変わって落ち込んでいます。軸馬としてはやはり1番人気の信頼度が高く、そこから手広く流すのをオススメします。
脚質
脚質 | 着度別数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 3-7-0-13 | 13.0% | 43.5% | 43.5% |
先行 | 10-9-8-41 | 14.7% | 27.9% | 39.7% |
差し | 7-4-11-88 | 6.4% | 10.0% | 20.0% |
追込 | 0-0-1-94 | 0.0% | 0.0% | 1.1% |
コース形態上スタートが上り坂から始まり、コーナーは4つと先行が有利といえるコースになってます。しかし直線距離が長いのもこのコースの特徴です。差し馬でも好位から抜け出すことで近年勝ち星をつかんでいます。軸馬では4コーナーで4番手以内にいるのが好ましいです。
出走予定馬
馬齢 年齢 騎手 調教師
アスカノロマン 牡7 太宰 川村
アポロケンタッキー 牡6 未定 山内
アングライフェン 牡7 鮫島 安田
アンジュデジール 牝4 横山典 昆
インティ 牡5 武豊 野中
カゼノコ 牡8 未定 野中
クインズサターン 牡5 未定 野中
グレンツェント 牡6 ミナリク 加藤
コスモカナディアン 牡6 未定 金成
サルサディオーネ 牝5 丸山 羽月
サングラス 牡8 未定 谷繁
シャイニービーム 牡7 未定 羽月
スマハマ 牡4 藤岡 高橋亮
タムロミラクル 牡7 未定 西園
チュウワウィザード 牡4 川田 大久保
マイネルバサラ 牡6 未定 松山
ミツバ 牡7 福永 加用
メイショウスミトモ 牡8 古川 南井
モルトベーレ 牡7 藤岡 松永
2018年優勝馬
テイエムジンソク
調教師:木原一良(栗東所属) 馬主:竹園正繼
血統
父クロフネ フレンチデピュティ
ブルーアヴェニュー
母マイディスカバリー フォーティナイナー
マイグリーン
動画
2018年:テイエムジンソク
2017年:グレンツェント
2016年:アスカノロマン
2015年:コパノリッキー
2014年:ニホンピロアワーズ
2013年:グレープブランデー
2012年:ソリタリーキング
2011年:ワンダーアキュート
2009年:ワンダースピード
筆者コメント
印象に残るのは、記憶に新しい2018年の優勝馬テイエムジンソクです。先日引退したこの馬ですが、この東海Sの時の仕上がりは圧巻でした。単勝1.3倍の人気をうけたテイエムジンソクですが、スタートからハナを切りゴールまでその脚力は衰えることなく一気にゴールへ、2着との着順は3/4馬身ですが、2着から3着の馬までは6馬身差と開いていましたので、完勝といえる内容だったと思います。そして今回の注目馬はなんといっても武豊ジョッキー騎乗のインティ、この馬は新馬戦は9着でしたがその後休養を挟んだものの前走まで5連勝、前走の観月橋ステークスも2着との着差は5馬身と強さは本物なので、是非ここを勝ってG1の舞台で活躍してほしいと応援したくなります。
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