2020 G2報知杯弥生賞有力データ
本競走は皐月賞のトライアルレースに位置付けられており、1〜3着馬に優先出走権が与えられることになっている春のクラシックにつながる大事な一戦となっています。
創設は1964年で中山競馬場・芝1,600mで行われていました。幾度かの変更ののち1984年から皐月賞と同じ中山競馬場・芝2,000mで行われるようになりました。これをきっかけに皐月賞の前哨戦として位置付けられ現在の形にはなりました。
賞金
1着:5,400万円
2着:2,200万円
3着:1,400万円
4着:810万円
5着:540万円
レースの売上
2018年 79億6605万
2017年 72億4651万
2016年 68億2565万
2015年 67億7931万
2014年 69億9924万
2013年 70億8900万
2012年 58億6230万
2011年 66億110万
中山競馬場へのアクセス
・JR西船橋駅からバスで約15分、徒歩で30分。
・JR船橋法典駅から専用地下道(動く歩道設置)で徒歩約10分。
・京成東中山駅からはバスで約10分、徒歩で約20分。
大きなレースがない日でも駐車場はそれなり混み合います。重賞の開催がある日は、気合を入れて早く行くか、大人しく公共交通機関を利用しましょう。
入場料:200円
開門:時間9時00分(混雑状況などにより変更あり)
発売:原則として9時30分から(前日発売は17時00分まで)
※一部の投票所では9時20分から発売
現地で競馬を100倍楽しむためのグッズを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
中山競馬場指定席
現地での観戦を考えている人は指定席も一度考えてみてはいかがでしょうか。意外と知らない人が多いですが、一度行ってみることをオススメします。
A-Seat(スタンド3階)
2人掛けで指定席の中では一番ゴール板に近い席となっています。7インチのモニターとコンセントが各席に設置されているので、不便を感じることもありません。一番熱くなれる席であることは間違いありません。ネット予約だけではなく当日発売もしています。
K-Seat【+i】(スタンド3階)
1人掛けの席でありながらかなりゆったりとした広さを持っています。各席にi-Seat端末が設置されており、ICカードを利用してキャッシュレスで投票することができます。馬券購入に立ち上がる必要もないので、終日楽しんでも疲れることも少ないでしょう。また。レース実況やパドック動画、オッズや馬体重などの競馬に関する基本情報や投票に役立つ情報を自分の席で全てチェックすることができるので、最高の休日を過ごすことができると思います。
周辺駐車場情報 料金2,000円
※パークウインズ時(場外発売時)1,000円
JRA直営駐車場のほか民間駐車場があります。
駐車可能台数は1,200台。車で行く=停められる とは限らないので注意が必要です。また、周辺の道路が超混雑するので、公共交通機関のご利用を強く強くおすすめいたします。JRA直営駐車場のほかに民間駐車場もあります。
コース紹介
中山 芝・2,000m
スタートしてから最初のコーナーまでは約400mほどです。ゴール前の急勾配な坂を2度登ることになるのでタフでありつつ、3コーナーからのスピードをそのまま持続できる馬が好走する傾向にあります。
データで見る傾向と対策 過去10年分
配当
年度 | 単勝 | 馬連 | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
2018 | 180円 | 300円 | 450円 | 500円 | 1,320円 |
2017 | 330円 | 4,3600円 | 5,480円 | 9,480円 | 46,720円 |
2016 | 260円 | 220円 | 440円 | 190円 | 830円 |
2015 | 630円 | 3,380円 | 6,200円 | 41,050円 | 187,960円 |
2014 | 160円 | 690円 | 860円 | 1,470円 | 3,850円 |
2013 | 1,980円 | 52,300円 | 122,810円 | 34,310円 | 461,810円 |
2012 | 2,910円 | 7,830円 | 22,190円 | 14,380円 | 126,790円 |
2011 | 270円 | 2,220円 | 3,130円 | 3,780円 | 18,840円 |
2010 | 170円 | 400円 | 600円 | 2,010円 | 5,050円 |
2009 | 130円 | 1,930円 | 2,180円 | 8,620円 | 26,930円 |
堅い決着と荒れる決着の差が非常に激しいレースとなっています。
人気
単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 11-3-0-6 | 55.0% | 70.0% | 70.0% |
2番人気 | 6-4-5-5 | 30.0% | 50.0% | 75.0% |
3番人気 | 0-3-1-16 | 0.0% | 15.0% | 20.0% |
4番人気 | 1-4-3-12 | 5.0% | 25.0% | 40.0% |
5番人気 | 0-1-4-15 | 0.0% | 5.0% | 25.0% |
6~9番人気 | 2-4-6-67 | 2.5% | 7.6% | 15.2% |
10番人気以下 | 0-1-1-59 | 0.0% | 1.6% | 3.3% |
単勝オッズ | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1.9倍以下 | 8-2-0-2 | 66.7% | 83.3% | 83.3% |
2.0~2.9倍 | 2-1-1-5 | 22.2% | 33.3% | 44.4% |
3.0~4.9倍 | 6-4-3-8 | 28.6% | 47.6% | 61.9% |
5.0~7.9倍 | 1-2-2-12 | 5.9% | 17.6% | 29.4% |
8.0~14.9倍 | 1-5-5-20 | 3.2% | 19.4% | 35.5% |
15.0~19.9倍 | 1-2-2-12 | 2.4% | 17.6% | 29.4% |
20.0~49.9倍 | 1-2-4-35 | 2.4% | 7.1% | 16.7% |
50.0倍以上 | 0-2-3-86 | 0.0% | 2.2% | 5.5% |
配当を見ると荒れているレースも多いように見えますが、基本的には人気上位から見ていくべきです。穴を開けているのは関東馬に多い傾向にあります。
3連単1頭軸マルチで10年購入すると
ここでは3連単を1頭軸マルチで購入した結果を報告します。購入ルールとして軸は1番人気、相手7頭は人気順(2〜8番人気)、点数は126点の1点100円。以下10年分の結果です。
年度 | 決着順 | 結果 | 購入額 | 払い戻し | 累計 |
2009 | 1-5-7人気 | 的中 | 12,600 | 26,930 | +14,330 |
2010 | 1-2-7人気 | 的中 | 12,600 | 5,050 | +6,780 |
2011 | 1-7-5人気 | 的中 | 12,600 | 18,840 | +13,020 |
2012 | 9-3-5人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | +420 |
2013 | 6-10-2人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | -12,180 |
2014 | 1-4-2人気 | 的中 | 12,600 | 3,850 | -20,930 |
2015 | 2-4-10人気 | 不的中 | 12,600 | 0 | -33,530 |
2016 | 2-1-3気 | 的中 | 12,600 | 830 | -45,300 |
2017 | 1-8-5人気 | 的中 | 12,600 | 46,720 | -11,180 |
2018 | 1-2-4人気 | 的中 | 12,600 | 1,320 | -22,460 |
的中率は良かったのですがプラスにまで持っていくことはできませんでした。1番人気は1着もしくは4着以下だったので配当的にもう少し伸びが足りなかったです。
血統
種牡馬 | 着度数 | 勝率 回収率 |
複勝率 回収率 |
ディープインパクト | 33-27-27-164 | 13.1% 65.0% |
34.7% 76.8% |
ステイゴールド | 24-23-28-187 | 9.2% 84.7% |
28.6% 86.5% |
ハーツクライ | 22-18-19-155 | 10.3% 68.4% |
27.6% 99.3% |
ハービンジャー | 19-14-14-129 | 9.8% 76.4% |
26.7% 60.6% |
キングカメハメハ | 14-16-15-98 | 8.9% 36.7% |
31.5% 67.7% |
出走予定馬
馬名 年齢 性別 騎手 調教師
ニシノデイジー 牡3 勝浦正樹 高木登
ラストドラフト 牡3 C・ルメール 戸田博文
ブレイキングドーン 牡3 福永祐一 中竹和也
サトノラディウス 牡3 武豊 国枝栄
クリノガウディー 牡3 内田博幸 藤沢則雄
カントル 牡3 未定 藤原英昭
マイネルサーパス 牡3 丹内裕次 高木登
アドマイヤスコール 牡3 未定 加藤征弘
メイショウテンゲン 牡3 池添謙一 池添兼雄
ヴァンケドミンゴ 牡3 未定 藤岡健一
2018年優勝馬
ダノンプレミアム
調教師:中内田充正(美浦所属) 馬主:ダノックス
血統
父ディープインパクト サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
母インディアナギャル Intikhab
Genial Jenny
動画
2018年:ダノンプレミアム
2017年:カデナ
2016年:マカヒキ
2015年:サトノクラウン
2014年:トゥザワールド
2013年:カミノタサハラ
2012年:コスモオオゾラ
2011年:サダムパテック
2010年:ヴィクトワールピサ
2009年:ロジユニヴァース
筆者コメント
弥生賞は皐月賞だけではなくダービーに続くレースとしても有名です。最近では2016年の優勝馬のマカヒキがダービー馬となっています。
今年のワグネリアンの全弟であるカントルに注目しています。現在2勝しており、藤原英昭調教師は「訓練中という感じではあるが、良くなっている」とコメントします。昨年のダービー馬の弟としてこのレースからダービーに繋ぐことができるのか、楽しみですね。
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